**2021/2/21小倉11R 小倉大賞典(G3/ハンデ/芝1800m)15:20発走**
◎ ボッケリーニ
○ フェアリーポルカ
▲ トーラスジェミニ
☆ ドゥオーモ
△ アールスター
△ ヴァンランディ
△ バイオスパーク
△ デンコウアンジュ
ドゥオーモは5枠10番になりました。小倉の1800mは(脚質を無視すれば)内枠から先行するのが一番ですが、ドゥオーモはある程度後方からの競馬になるのが織り込み済みの馬、内枠だと包まれるのが心配ですからね。その点、真ん中の偶数番枠なら特に文句はありません。
流れはおそらく平均ペースだと思いますが、3角過ぎからギュッと馬群が詰まるような展開が望ましいです。縦長のままダラッと流れるカタチだと、早仕掛けから外をマクっていくのも骨が折れるもの。。できれば3角から前との差を詰めて、中団待機勢が4角で外を回った時にインを突くような競馬になれば面白いと思います。(要するに、藤岡康太騎手が乗って2着だった函館記念のイメージで!)
ということで、ある程度展開の助けが必要になるのは後方待機策の宿命です。逆に言えば、人気薄の一発狙いなんてそんなものだと割り切ってしまえば、混戦ムードの上位勢に一泡吹かせるのも夢ではありません。
本命は前走中日新聞杯勝ちのボッケリーニ、対抗は前走ターコイズS3着のフェアリーポルカ、単穴を前走ディセンバーS勝ちのトーラスジェミニとしましたが、ローカルハンデG3だと前走の成績はあまり関係ないですからね。ドゥオーモも含めて一発ありそうな馬がウジャウジャいますので、昨年の勝ち馬カデナや前々走福島記念2着のヴァンケドミンゴなど、無印の馬にも十分チャンスがあるでしょう。
うーむ。。マジマジと出馬表を眺めていると、何が起きてもおかしくないと思えてきますねぇ(o´艸`)ムフフ
三嶋牧場・西舎共同育成場在厩のサティアナ’19は、先月末からBTC入りを再開しており、現在はおもに屋内ダートトラックでハロン20~24秒ペースのキャンター2400mを消化。週1回、坂路でハロン15~17秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。2月中旬の馬体重は437kgです。
◇三瓶担当のコメント 「基本的に食欲が旺盛なほうではありませんが、この馬体減は昨年末に何本か速めを乗った分の余波。1歳末の時点では、まだスピード調教に耐えうる力が付いていなかったということでしょう。最近では飼葉をしっかりと食べてくれていますので、今後のトレーニングにより体力強化が進むにつれて、目方も増えてくるものと思われます。今月末からは坂路調教を週2回に増やしていく予定です」
-----
昨年末に3F17-15-14秒など、速めを何本かやった余波で馬体が減ったようですが、すでに坂路で15~17秒をやるところまでは戻っていますので、あまり心配する必要はないでしょう。
比較的緩やかなカーブを描いているとは言え、ここまで着実に成長してくれていると思いますし、ステラリード’19やミスペンバリー’19と比べても大きく遅れているわけではないですからね。今のうちにしっかり基礎トレーニングを積み重ね、温かくなる頃の本格的なペースアップに備えて欲しいと思います。
まあ、本馬は藤原厩舎ですし、もともと2歳戦からバリバリ走るタイプではないでしょうから、当分の間は順調最優先でお願いしたいと思いますm(_ _)m
【三嶋牧場・西舎共同育成場在厩のサティアナ'19:公式HP(2021/2/5更新分)より】
ジョイナスファーム在厩のコマンドブルックスは、今週から騎乗運動を再開しています。
◇稲村場長のコメント 「先週のうちに4回目のショックウェーブ放射を済ませており、今週から乗り出しました。まずは周回コースでダクを2400m程度。来週の半ばまではこのメニューで様子を見て、それからハッキング、キャンターへと段階的につなげていければと思います。進めていく中での状況にもよりますが、2週間後(前回のショックウェーブ放射から3週間後)にまたショックウェーブ放射を行い、フォローしていく予定になっています。緩んでしまった馬体、腹回りなどを引き締めていきたいです」
-----
約1ヶ月の休養(その間にショックW放射4回)を経て、騎乗運動が始まりました。速歩からのやり直し、「緩んでしまった馬体」を絞るのはこれからと、決して小さなロスとは言えない足踏みになってしまいました。
今までの経緯を踏まえると厳しい状況なのは確かですが、泣きごとを言っても始まりませんので、まずは休養前のメニュー(25秒ペースのキャンター)まで順調に、早めに追いついて欲しいと思います。
デビュー時期を云々するのは、少なくとも15-15が継続できるようになってから…。そこまでたどり着くのも簡単ではないすし、やはり、ギリギリのスケジュールになる覚悟が必要でしょう。まあ、北海道に比べて早めに暖かくなるジョイナスファームに移動していたことが、今となってはせめてもの救いかもしれません(^^;)