パンサラッサは、2月7日小倉11R 関門橋ステークス(OP・芝2000m)に菱田裕二騎手で出走します。
- 21.02.03 助 手 栗東坂重 1回 56.5-40.8-26.2-13.0 馬ナリ余力
- 21.01.31 助 手 栗東坂良 1回 57.9-42.0-28.0-14.3 馬ナリ余力
- 21.01.27 助 手 栗東坂重 1回 51.2-37.5-24.6-12.2 一杯に追う [スマートセラヴィー(古オープン)馬ナリを0.6秒追走0.1秒遅れ]
◇矢作調教師のコメント 「3日に坂路を単走でサーッと。先週しっかりと追い切ったことですし、今週は小倉への輸送も考慮して調整程度の内容としました。これまでもそうですが、稽古では本当によく動きますね。飼葉喰いや体つき、テンションなども問題なさそう。本馬の脚質的には小回り・平坦は向いていると思いますし、雨で馬場が荒れてくれればさらに楽しみです」
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予定どおり、関門橋S(OP/芝2000m)への出走が確定しました。
雨乞いの話はさて置いて(天気予報を見る限り雨は期待できそうもないっす)、小回り平坦コースが向いているのは矢作先生が仰る通りだと思いますし、一週前にビシッと速いところをやって当週軽めの追い切りも、いかにも小倉遠征を狙いすました感じで悪くないと思います。
オマケに出馬表を見たところ、強敵かも…と考えていたサトノウィザードとサムシングジャストの名前がありません。偉そうにする気は毛頭ないのですが、正直、これまで戦ってきた重賞はもちろん、リステッドのメンバーと比べても決して厳しいとは言えない相手関係になったと思います。(他陣営の皆さんご容赦をm(_ _)m)
鞍上の菱田騎手はこれがテン乗りになりますが、パンサラッサはそれほど難しい馬ではないので大丈夫でしょう。1/31には11、12Rと小倉で連勝して気分も乗っているでしょうし(12Rは矢作厩舎のホウオウライジンで勝利!)、スタートを決めて積極的に乗ってもらえば何とかなると思います。
どんなレースでも勝ち切るのは大変なので、決して油断をしてはいけませんが、このレースが終わった後には『やはりここは通過点だった』的なコメントを書けるものと信じています(^^ゞ
デイリー 『菱田パワーアップして復帰!今週も大暴れだ パンサラッサなど騎乗』
2020年12月5日の中京10Rで落馬し、右足付け根の骨盤を骨折した菱田裕二騎手(28)=栗東・岡田=が先週土曜から復帰。日曜小倉では11、12Rと連勝し、完全復活をアピールした。
11Rは8番人気、12Rは9番人気と、ともに伏兵を見事にエスコートした。「一つ目のレースは緊張感があったけど、しっかりと体が動いた。休んだ期間に体の欠点を改善するトレーニングをやって、その成果も感じられました」と、2カ月の休養で収穫も得た様子。「両親、リハビリの先生、トレーナーなど、サポートしてくれた人たちが喜んでくれたのが良かった」と感謝した。
馬に乗り始めたのは中学3年生から。「それ以来、これだけ馬に乗らなかったのは初めてのこと。先週だけではなく、続けていかないと。今週が大事です」。そう言って気を引き締め、「やっぱり、馬に乗っているのが一番楽しいですね」と笑顔でうなずいた。
今週は土日とも小倉で計12鞍に騎乗する。「先週の日曜、小倉で調教に乗りました。滞在が合う」と話す土曜12Rイッツオーライトに、「力のある馬なので楽しみ」と期待する日曜11Rパンサラッサなど、また大暴れしそうだ。(デイリースポーツ・井上達也氏)
**2021/2/7小倉11R 関門橋ステークス(OP/芝2000m)出走馬**
【2020/12/12中山11R 師走ステークスでのパンサラッサ:公式HPより】
グランソヴァールは、2月7日東京10R 白嶺ステークス(3勝C・ダ1600m)に津村明秀騎手で出走します。
- 21.02.03 助 手 美南坂良 1回 54.3-40.0-26.1-13.0 馬ナリ余力
◇尾関調教師のコメント 「前走後の疲れは回復しており続戦可能な状態に。3日に坂路で無理のない範囲で54秒台をやった感触、特に馬体面に気になる点はなく、中1週にしては雰囲気も悪くありませんでした。近い番組の中ではこのダート1600m戦が妥当なところ。改めてレースぶりを窺っていきたいと思います」
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同じ日の中京10R トリトンS(芝1600m)にも登録されていましたが、無事に第一希望の白嶺S出走が叶って良かったです。何しろ白嶺Sはフルゲート16頭に対して出馬投票22頭、そのうち除外優先権持ちが10頭(11頭?)もいるという、五分五分の抽選でしたからね。
状態面に関しては坂路をやった感触を元にGOサインが出ていますので、特に問題ないという認識で良いでしょう。近走の内容、結果からあまり強気になれる要素は無いのですが、尾関先生が「改めてレースぶりを窺っていきたい」とコメントしておられるように、もしかしたらこれが平地の最終テストになるかもしれず、勝った負けたの結果よりも内容重視で応援したいところです。
とは言うものの、登録していたもう一方のトリトンSは9頭立てになったので、出来れば8着以上では戻ってきて欲しいですねぇ。。いや、もしもまたもや10着以下になったりすると、トリトンなら最下位でも9着なのに…とか、余計なことを言われちゃうかもしれませんので(^^;)
**2021/2/7東京10R 白嶺ステークス(3勝C/ダ1600m)出走馬**
【2021/1/23中京 豊明ステークス(3勝C/芝1400m)でのグランソヴァール:公式HPより】
栗東トレセン在厩のゴッドシエルは、3日に坂路で時計をマークしています。
- 21.02.03 助 手 栗東坂重 1回 53.8-40.3-27.6-14.6 一杯追バテ
- 21.01.27 助 手 栗東坂重 1回 55.3-40.6-26.5-13.6 末強め追う
◇松永幹調教師のコメント 「普段は広いコースでリラックスしながら調教できているのですが、坂路などの狭いコースに入るとどうしても力んでしまい、一生懸命に駆けてしまいます。前半もっとリラックスして走ってくれれば、後半も伸びるはずなのですが…。力みの解消が課題となってきます。飼葉喰いに関しては、ひと頃よりもだいぶ安定。2月13日阪神5R 3歳未勝利(芝2000m)あたりを目標に調整を進めていきたいと思います」
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例によって坂路のラスト1Fで失速してしまう追い切りになりましたが、デビュー前と違っているのは、全体時計では曲がりなりにも53秒台が出ていることでしょうか。ちなみにハロンタイムを並べると13.5-12.7-13.0-14.6秒なので、3Fから掛かって(力んで)しまって息切れした様子は伝わってきます(^^;)
ただ、「広いコースならリラックスして走れる」ようなので、坂路追いの見栄えほど心配しなくて良いのかもしれません。実際の競馬では坂路コースほど狭いところを走る機会はないわけですし、坂路の走り方が上手くなるのと実戦で結果を残すことは必ずしもイコールではないですから…。
そのあたりは来週のレースで確認するしかないですが、まずは(追い切りには目を瞑って)念願の距離延長と大幅馬体増に期待をして、ドキドキしながら応援したいと思います。
栗東トレセン在厩のカイザーノヴァは、3日に長めから追い切られています。
- 21.02.03 坂井瑠 栗CW重 6F 83.8-68.5-54.0-40.1-12.8(8) 強めに追う [テンカハル(三歳1勝)一杯の内を0.4秒追走3F併0.4秒先着]
- 21.01.31 助 手 栗東坂良 1回 56.3-41.9-28.8-15.0 馬ナリ余力
- 21.01.28 助 手 栗東坂稍 1回 52.7-39.4-26.5-13.4 馬ナリ余力
◇矢作調教師のコメント 「今週はCウッドで併せ馬。坂井瑠星騎手を鞍上に、道中のリズム、仕掛けてからの反応ともに良かったです。飼葉喰い、脚元などにも問題はなく、2月14日東京11R 共同通信杯(G3・芝1800m)に向けて、順調に仕上がってきていると思います」
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まだ一週前ですし、重たいCWで83.8-12.8秒が出ていますからね。併せたテンカハルは1勝クラスではありますが、ホープフルSでダノンザキッドから0.7秒差の6着に頑張った馬。それを楽な手応えで突き放したわけで、これなら「順調に仕上がってきている」との話が出てもおかしくないでしょう。
チャンピオンヒルズでは「背中の感触にも良化が窺え、成長を感じる」とのコメントをもらっていましたので、共同通信杯では是非ともそれがホンモノであると示して欲しいです。2歳戦とは違い、これからの戦いにおいては、短期間での成長力も雌雄を決する重要なファクターになってきますからね。
そう言えば、3/7には14周年記念募集が始まります。カイザーノヴァがイイところを見せ過ぎると、全弟ステラリード’20の人気がさらに沸騰してしまうかもしれませんが… いやいや、そういうことは、イイところを見せてもらってから心配すれば良い話ですね(^^ゞ
【2020/11/14阪神11R デイリー杯2歳ステークスでのカイザーノヴァ:公式HPより】
栗東トレセン在厩のドゥオーモは、3日、Cウッドで追い切られています。
- 21.02.03 助 手 栗CW重 6F 83.7-67.9-52.8-38.9-12.9(5) 一杯に追う
- 21.01.31 助 手 栗東坂良 1回 56.8-41.7-27.1-13.3 馬ナリ余力
- 21.01.28 助 手 栗東坂稍 1回 55.4-40.2-25.7-12.6 一杯に追う
◇野中調教師のコメント 「今週はコースを単走でサーッと。もうこの年齢ですから良くも悪くも大きな変動はありませんが、前走後の疲れが足を引っ張るようなこともなく順調に乗り込めています。目標レースである2月21日小倉11R 小倉大賞典(G3・芝1800m)に向けて、しっかりと調整を進めていきます」
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まだレースまでには二週間以上ありますし、3日のひと追いで少しずつ気持ちも乗ってくるでしょう。大ベテランゆえあまり見た目の変化はないかもしれませんが、現時点では順調なのが一番大事なことですからね。
ドゥオーモに関しては、もうあまり注文を付けるところもありません。目標レースに向けて「しっかり調整を」したうえで、元気な姿を見せてもらえれば…。着順については展開やら何やらがハマるかどうかにかかってきますので、それは当週になってから、気合を入れて神さまにお願いしたいと思います(^^ゞ
【2020/10/11京都11R 京都大賞典(G2)でのドゥオーモ:公式HPより】