ツイッターをウロウロしていたら、HIROさんのこんなツイートを見つけました。
変わってきた😎
— HIRO (@greendandy0202) April 24, 2022
グイッと伸びそうな気がする😁 pic.twitter.com/2YUSbxCbUG
ハッキリどの馬のことだと書いてあるわけではないですが、写真中央の馬は額の星、左後肢のソックスからみてステラエージェント’21で間違いないでしょう。そして、「変わってきた、グイッと伸びそうな気がする」とのコメントも、おそらくは写真中央のステラエージェント’21に対するものだと思うんですよね。
ご承知の通り、ステラエージェント’21は募集時のセールスコメントに「初仔ゆえやや小ぶりなサイズ」との記述があり、結果、この馬はどのぐらいまで大きくなるのか?というのが一番の注目ポイントになっていたりします。
ただ、そもそも初仔な上にGunRunner産駒のサンプル自体が少ないですから、どのぐらい大きくなるか?を予測するのはかなり難しい…。私の場合はある程度小さいことも覚悟した上で、他に良いところがたくさんあると考えて出資に踏み切ったわけですが、そうは言っても今後の成長で大きくなってくれるに越したことはないですからね。
その意味では、(あくまで感覚的なものだとしても)日常的に面倒を見てくれている方からの「変わってきた、グイッと伸びそうな気がする」とのコメントは非常に嬉しいですし、ついついニヤけてしまいます。もちろん、このコメントで何かが保証されたわけではないですが、来月中旬の近況更新がさらに楽しみになりました(^^)
早くも今週末からはGWに突入します。ついこの間、正月を迎えたばかりな気がしないでもないですが、月日がアッという間に過ぎてゆくのも毎年のこと、特に今年は海外遠征などもありましたしね(^^;)
とにかく1年の1/3が経過し、今週末からは5月競馬。その最初の日となる5/1には、中央復帰後初勝利をめざすプライムラインと昨年4月の大阪杯以来、1年1ヶ月ぶりのG1に挑むクレッシェンドラヴが出走します。
5/1阪神7R(ダ1400m)に出走予定のプライムラインは前々走、前走の惜しい2着が示す通り、おそらく現級では力量上位。放っておいても人気を背負っての一戦になるでしょう。加えて鞍上は4kg減の古川奈穂騎手から百戦錬磨の川田将雅騎手に替わりますし、ひょっとすると(相手次第ですが)1番人気に推されるかもしれません。
プライムラインは使い込まれると疲れがたまり、結果として休みが長引く傾向がありますので、勝っても負けてもレース後はリフレッシュ放牧になる可能性が高く、その意味でも今度こそは勝利を飾り、ご褒美の放牧休養といきたいところです。
同じ日の阪神11R 天皇賞・春に出走するクレッシェンドラヴは、20日に美浦ウッドの苦手な左回りで84.6-67.8-53.1-37.8-11.9秒を追い切られたあとも、24日に坂路で55.3-39.8-26.4-13.1秒をマークするなど調整過程は順調です。
フジTV『みんなの競馬』さんからは、例によって『主な出走予定馬』に入れてもらえませんでしたが、思い起こせばパンサラッサもその他大勢扱い直後にドバイターフを勝ちましたし、これもまた吉兆だと言えなくもないんですよね(^^ゞ
とにかく5/1阪神では、まずは7Rのプライムライン勝利で勢いをつけ、そのままの流れでメインの天皇賞に挑みたい。。きっとクレッシェンドラヴは最後まで頑張ってくれるでしょうから、こちらも精一杯の応援をするとともに、一世一代の走りを最後まで見届けたいと思います。(いつも通り、結果はあとからついてくるモノと割り切っています(^^))
その他では、来週G1・マイルカップに出走予定のキングエルメスに注目です。キングエルメスはアーリントンC(4/16阪神)のあとはまだ時計を出していませんが、木曜近況では「次の本番は勝つことを意識して100%の仕上げで臨みたい」と矢作先生がコメントしておられましたし、一週前追い切りをどの程度やるのかやらないのか…。
京王杯2歳Sを勝ったことから(ぬいぐるみも無事に到着!)、輸送も東京コースも苦にしないと思えるだけに、今週ある程度のところをやれるようなら、本番での逆転をかなり期待して良いと思います。
5/8東京11R NHKマイルカップ(G1/芝1600m)登録馬
優先出走
・キングエルメス
・ジャングロ
・タイセイディバイン
・ダノンスコーピオン
・マテンロウオリオン
賞金上位
・セリフォス
・プルパレイ
・トウシンマカオ
・ソリタリオ
・アルーリングウェイ
・インダストリア
・フォラブリューテ
・ダンテスヴュー
・ソネットフレーズ
・ステルナティーア
・ドーブネ
・オタルエバー
・カワキタレブリー
除外対象
・セイクリッド
・ディオ
・デルマグレムリン
あとは3歳未勝利馬であるアンジアン。。先々週の金曜にトレセンに戻ったあとはCW中心の調整が続いていますが、あまりトレセンに長くとどめたくないタイプですし、5/7、8の新潟か中京を使ってくる可能性もありそうです。
G1、重賞といった派手なレース、パンサラッサやバスラットレオンのような実績馬は放っておいても注目の的になりますが、実はアンジアンやアシタカが頑張ることは、負けず劣らず嬉しい話だったりしますからね。中央復帰戦に向けて調整中のヴィジャーヤ、2勝Cでさらなる前進を見せたいカイザーノヴァも含めて、(ちょっと贅沢かもしれませんが)どこからでも勝利を狙っていける層の厚い活躍を望みたいと思いますm(_ _)m
**出資馬の状況**
ZBAT!競馬『【サンスポ賞フローラS】樫切符奪取!エリカヴィータが2頭の間を割って抜け出す』
第57回サンケイスポーツ賞フローラステークス(G2、3歳オープン、芝2000m)は、田辺裕信騎手の5番人気エリカヴィータ(美浦・国枝栄厩舎)が重賞初制覇。道中は4番手を追走すると、直線では内からマイシンフォニーとシンシアウィッシュの間を割って抜け出し、逃げたパーソナルハイ(4番人気)を3/4馬身かわして先頭でゴールした。タイムは2分0秒4(良)。
2着からさらにハナ差遅れた3着にシンシアウィッシュ(9番人気)が入った。1番人気のルージュスティリアは直線で馬群に沈み、最下位の15着に敗れた。なお、上位2頭がオークス(5月22日、東京、G1、芝2400m)の優先出走権を獲得した。
サンスポ賞フローラSを勝ったエリカヴィータは、父キングカメハメハ、母マルシアーノ、母の父フジキセキという血統。通算成績は3戦2勝。重賞は初制覇。サンスポ賞フローラSは国枝栄調教師、田辺裕信騎手ともに初勝利。
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フローラSを制したのはデビュー3戦目、フェアリーS10着から巻き返したエリカヴィータでした。
好位のインコースを追走し、直線で馬の間をしぶとく割って逃げたパーソナルハイをゴール前でとらえた内容は、パーソナルハイが桜花賞で0.2秒差6着だったこと、自身が3ヶ月半ぶりの休み明けだったことを考えれば、かなり高い評価をしても良い気がします。。この馬、もしかしたら本番でもかなりやるかもしれませんねぇ。
個人的にはパンサラッサと同じ矢作厩舎-吉田豊ラインのパーソナルハイに期待していたのですが、2着に負けたとは言え、前後半がともに60.2秒という絶妙のペースで逃げたことも含め、すごく頑張ってくれたと思います。
今日は勝馬の決め手にやられてしまいましたが、前でペースを作った時の吉田豊騎手には今後も注目ですね。(パンサラッサは別格として、他馬に騎乗の際も事前に逃げるかどうかがハッキリわかれば助かります(^^ゞ)
**2022/4/24東京11R フローラS(G2/芝2000m)・良**
ZBAT!競馬『【マイラーズC】ソウルラッシュが直線一気の差し切りで重賞初制覇&浜中俊はJRA通算1100勝!』
4月24日の阪神11Rで行われたマイラーズC(G2、4歳上オープン、芝1600m)は、浜中俊騎手の6番人気ソウルラッシュ(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)が後方3番手から一気の差し切りを決めて重賞初制覇。浜中騎手は同レースでJRA通算1100勝を達成した。タイムは1分33秒3(稍重)。
ベステンダンクが後続を引き離し最後の直線も逃げ粘る中、ホウオウアマゾン、ファルコニアの外から伸びてきたソウルラッシュが差し切った。半馬身差の2着にはホウオウアマゾン(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着にファルコニア(4番人気)が続いた。
ソウルラッシュは父ルーラーシップ、母エターナルブーケ、母の父マンハッタンカフェという血統。戦績は10戦5勝。
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安田記念に向けた注目の古馬重賞、G2・マイラーズCを制したのはソウルラッシュでした。
今日は逃げた10歳馬ベステンダンクが4着、好位からレースを進めたホウオウアマゾン、ファルコニアが2、3着に残る競馬でしたから、その中で上り最速34.1秒で後方一気を決めた内容は非常に印象的でした。
ソウルラッシュは2020年12月の新馬戦(中京/芝2000m)を勝ったあと、主に2000m以上の距離を使われていましたが、約1年後の2021年12月の1勝Cで初めてマイル戦に出走すると、その1勝C一般戦から今日のマイラーズCまで怒涛の4連勝。。距離適性は大事な要素ではありますが、ここまで極端な例も珍しいと思います。
ちなみに私は矢作厩舎のホウオウアマゾンを(お世話になっている池田厩務員さん、坂井瑠星騎手込みで)応援していましたので、差し切られてしまったことは残念だったのですが、実はソウルラッシュの浜中騎手も応援対象だったりしますので、まあ、これはこれで悪くない結果だった気がします。(通算1100勝おめでとうございます!)(^^ゞ
そんな中、少し気になると言えば、遅れ気味のスタートから掛かりまくって6着に負けてしまったレッドベルオーブのことでして…。レッドベルオーブはバスラットレオンやカイザーノヴァが出走した朝日杯FSで1番人気3着でしたが、その後も世代を代表する素質馬としてずっと注目しているんですよね。。
藤原先生は、基本的に行きたがる馬をそのまま行かせることには消極的なので、今後も折り合いの練習を続けるのだと思いますが、別にスローでもないマイル戦であれほど掛かってしまうのはちょっと可哀相な気もします。昔も今もあり余るほどの素質の高さは変わっておらず、今日も前半の走りを考えたら『よく6着にきているよなぁ』ですし…m(_ _)m
**2022/4/24阪神11R マイラーズC(G2/芝1600m)・稍重**
先週から今週にかけて、福島記念のパンサラッサ、京王杯2歳Sのキングエルメスのぬいぐるみがようやく届きました。毛色も顔つきも違う2頭のぬいぐるみ、かなり可愛い組み合わせです(^^)
しかしアレですね、気づけばぬいぐるみがだいぶ増えてきましたし、これから中山記念のパンサラッサやドバイの… あ、ドバイは普通にぬいぐるみ作ってくれるのかなぁ? とにかく、そろそろぬいぐるみ専用厩舎を準備しないといけないかもしれません。いやホント、短期間でこんなに重賞を勝ってくれてありがたい限りですm(_ _)m
そんなクラブの好調さ故でしょうか、現在募集中の馬たちもジワジワと売れ続けているようで、4/15にはミンティエアー’20(イエルバブエナ)が満口になりました。(この世代では9頭目の満口馬)
イエルバブエナはもっと早く満口になってもおかしくない馬と思っていましたので(私が最後まで出資を思いとどまったのは個人的な『世代あたり頭数制限』を守るため(^^;))、多少時間はかかりましたが無事に満口になって良かったですし、これからも影ながら注目&応援していきたいと思います。
ふむふむ、どうやらこの調子だと残38口のゼロカラノキセキ’20(メグルキセキ)はもう待ったなし、残99口のラズベリータイム’20(グランツベリー)も今月一杯が勝負な感じですかね。私は(20年産世代については)レトロクラシック’20の続報待ちと決めているので気が楽ですが、最近は残口二桁口数の馬について前向きな近況が出ると一気に売れる傾向がありますので、様子見中の方はあまり油断をしない方が良さそうです。
**広尾TC 2020/2021年産募集馬ラインアップ**(太字太枠は出資済・残口は4/21 9時時点)
netkeiba.com『【NHKマイルC想定】朝日杯FS2着セリフォス、前哨戦制したジャングロ・ダノンスコーピオンなど』
5月8日に東京競馬場で行われるNHKマイルカップ(3歳牡牝・G1・芝1600m)。
19日時点では、昨年の朝日杯FS2着のセリフォス、今年のニュージーランドT覇者ジャングロ、アーリントンC覇者ダノンスコーピオン、シンザン記念覇者マテンロウオリオン、ファルコンS覇者プルパレイなど、15頭が登録を予定している。
フルゲートは18頭。想定馬は下記のとおり。
※各馬とも出走予定の段階で、変更の可能性がございます。なお、netkeiba独自の想定で、確定情報ではありませんので、ご了承ください。
アルーリングウェイ
インダストリア
オタルエバー
キングエルメス
ジャングロ
ステルナティーア
セリフォス
ソネットフレーズ
ソリタリオ
タイセイディバイン
ダノンスコーピオン
デルマグレムリン
トウシンマカオ
プルパレイ
マテンロウオリオン
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netkeiba.comさんの想定によると、キングエルメスが出走表明しているマイルカップには15頭が登録を予定しているそうです。もちろん、登録頭数はもっと増えるかもしれませんが、思いつく有力どころは概ね出揃っている感じがしますし、少なくともこのメンバーがガラッと入れ替わるようなことはなさそうです。
パッと見たところ、人気の点では朝日杯FS2、3着馬であるセリフォスとダノンスコーピオンが双璧で、それをNZT1、2着のジャングロ、マテンロウオリオン、アーリントンC2、3着のタイセイディバイン、キングエルメス、ファルコンS勝ちのプルパレイといったところが追う構図になるのでしょう。(インダストリア、ソリタリオあたりも上位を窺う存在?)
この中に割って入るとしたら皐月賞上位組、桜花賞上位組ですが、どちらも基本的にはダービー、オークス路線のようですからね。現時点で3歳マイルの頂点を争うメンバーとしては、大体こんなところではないでしょうか。
ということで、正直、楽に勝てる感じはしませんが、逆立ちしてもどうにもならない感じがしないのもまた事実。。本番にはあまり差のない6~9番人気ぐらいで出走することになりそうですが、もともとマイルカップは一筋縄で決まらないレースでもありますし、ちょうど良い加減の立ち位置から逆転勝利を狙うことができそうです(^^ゞ
デイリー『シャフリヤールがプリンスオブウェールズSへ!海外G1連勝狙う』
ドバイシーマクラシックを制した21年のダービー馬シャフリヤール(牡4歳、栗東・藤原)が、プリンスオブウェールズS・G1(6月15日・英アスコット)を目指すことが分かった。21日、所属するサンデーサラブレッドクラブがホームページで発表した。
現在は滋賀県のノーザンファームしがらきで着地検査中で、来週にも栗東トレセンに帰厩予定。同レースには、日本調教馬は過去に15年スピルバーグ、16年エイシンヒカリ、19年ディアドラが挑戦(全て6着)している。
また、高松宮記念12着のグレナディアガーズ(牡4歳、栗東・中内田)も、同開催のプラチナジュビリーS・G1(6月18日)を目標にすることになった。同ホームページで発表した。
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サンデーRさんのシャフリヤールとグレナディアガーズがロイヤルアスコット参戦とのことで、すでに大きな話題になっているようです。出資者でも会員でもない私が遠征の是非をどうこう言うつもりはないですが、一競馬ファンとしては「良く決断したなぁ…」、「すごいなぁ…」、「頑張って欲しいなぁ…」と心からそう思います。
ちなみにシャフリヤールは宝塚記念が凱旋レース、海外遠征があるとしても秋以降だと思いこんでいましたので、芝10Fのプリンスオブウェールズ出走にはかなり意表を突かれた感じです。いや、宝塚記念を予定しているパンサラッサ出資者の立場で言えば、今回の決定により強いライバルが一頭減ったことになりますが、日本ダービー馬が国内G1に拘ることなく海外に出ていく心意気を考えると、そんなことが頭に浮かんだ自分がすごく小さい人間に思えてきます(^^;)
ということなのですが、シャフリヤールと一緒に遠征するグレナディアガーズは、芝6FのプラチナジュビリーSに出走するんですね。。詳しい背景は知りませんが、阪神カップのあとに高松宮記念を使うぐらいなので、陣営はグレナディアガーズの適性距離を1400mベスト、マイルか1200mかと言われたら1200m寄り…と判断しているのでしょう。
そして、グレナディアガーズがプラチナジュビリーSに回ったおかげで、ロイヤルアスコットでは芝8FのクイーンアンSがまだ空いているという…。まあ、だから何だというワケではないのですが、ぽっかり空いたクイーンアンSにバスラットレオンがハマったりするかもと、何となく都合の良い便乗作戦が頭に浮かんだりしています(^^ゞ
美浦トレセン在厩のクレッシェンドラヴは、20日、ウッドを併せ馬で追い切られています。
- 22.04.20 助 手 美南W稍 6F 84.6-67.8-53.1-37.8-11.9(8) 一杯に追う
グルアーブ(古馬3勝)一杯の内0.5秒追走0.4秒先着
- 22.04.17 助 手 美南坂稍 5F 55.7-41.2-26.6-12.8 馬ナリ余力
- 22.04.14 助 手 美南W良 6F 85.7-68.8-53.1-38.0-11.5(8) 馬ナリ余力
◇林調教師のコメント 「終いしっかりとやりました。全盛期の動きと比べるのは少し可哀想なのかもしれませんが、それでもちゃんと走れていることですし、今は気性面で大人になってきている利がありますからね。引き続き骨瘤は大丈夫そうですし、ここまでは順調にきていますよ。目標は5月1日阪神11R 天皇賞・春(G1・芝3200m)。昔は捲ったり、大外を回したりというレースぶりでしたが、今はロスなく走ることができますので、ひとまず距離に関しては心配ないかと思います」
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クレッシェンドラヴが一週前追い切りを消化しました。
AJCCの前あたりから破格の時計を出すということはなくなりましたが、逆にそれがレースに行っての落ち着き、折り合いの進境に繋がっている面がありますし、林先生言うところの「気性面で大人になってきている利」だと考えれば、一週前に84.6-67.8-53.1-37.8-11.9秒なら上々だと思います。(現時点でも前走並みのデキはありそう?)
いつも慎重な林先生が「ここまでは順調」、「距離に関しては心配ない」と仰っていますし、スポーツ報知さんの記事では篠原助手が「ここ2戦を使い良くなってきています。距離は少し長いかもしれませんが、前走は2番手で折り合っていますからね」とコメントしていますから、思い描いた通りのプロセスで調整ができているのでしょう。
伝統の長距離G1、しかも今年はよりタフな阪神の3200mですからね。。楽じゃないのは当然ですが、それはどの馬にとっても同じこと。。うまく前走のような展開に持ち込めば、クレッシェンドラヴにとって悔いのないレースができると思います。
とにかくこんなチャンスは滅多にありませんから、勝った負けたは別にして、古馬長距離戦の最高峰に挑むクレッシェンドラヴを精一杯応援し、その雄姿を目に焼き付けたいと思います!
**2022/5/1阪神11R 天皇賞・春(G1/芝3200m)登録馬**
【2022/3/26中山11R 日経賞(G2/芝2500m)でのクレッシェンドラヴ:公式HPより】
Sponichi Annex『【天皇賞・春1週前追い】追ってひと言』
▼クレッシェンドラヴ(林師)短期放牧を挟んで順調にきています。昔は豪快に後ろから来る馬だったが、日経賞でも上手にレースができたのでここへ。血統的にも距離は大丈夫。
スポーツ報知【天皇賞・春】8歳でも活気十分のクレッシェンドラヴ 陣営「使って良くなっています」
◆第165回天皇賞(春)・G1(5月1日、阪神・芝3200メートル)=4月19日、美浦トレセン
大一番に向けて、古豪クレッシェンドラヴ(牡8歳、美浦・林徹厩舎、父ステイゴールド)が、きっちりと乗り込まれている。
この日は美浦・Bダートコースを軽く周回し、その後は坂路2本と入念に体をほぐした。
今年復帰戦のアメリカJCC・G2(1月23日、中山・芝2200メートル)は7着だったが、休み明け2走目の前走、日経賞・G2(3月25日」、中山・芝2500メートル)では勝ち馬タイトルホルダーから0秒3差の4着と好走。伝統の盾制覇に向けていい雰囲気を持続している。
篠崎助手も「ここ2戦を使い、良くなってきています。距離は少し長いかもしれませんが、前走は2番手で折り合っていますからね」と、距離克服に期待している。
8歳の古豪クレッシェンドラヴは元気いっぱい Photo by スポーツ報知
栗東トレセン在厩のプライムラインはおもに坂路で調整されています。
◇田中克調教師のコメント 「変わりなく順調にきています。2回レースを使った後になりますので、もう強い調教は必要としないですからね。よって週末は15-15程度、来週は直前であまり負荷をかけないよう、追い切り1本で組み立てていきたいと考えます。このまま調子の良さを保つことに努め、5月1日阪神7R 1勝クラス(ダ1400m)に向かいたいところです」
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中央復帰戦で2着のあと、必勝を期して臨んだ前走でも惜しい2着に終わりましたので、今回はその時の調子、状態をどこまでキープして出走できるかが大きなポイントになりそうです。田中克先生も「あまり負荷をかけないよう、追い切り1本で組み立てていきたい」と仰っていますが、おそらく現状でレースを使えばそのあとはリフレッシュ放牧になるでしょうし、今度こそ必ず勝利という結果を出したいところです。
いや、1勝クラスという立場を考えれば、あまり切羽詰まって考える必要はないのでしょうが、プライムラインは中央ではまだひとつも勝っていませんし、ひとつ勝つことで変わってくる部分もあると思うんですよね。。どこかで一度は芝を試してみて欲しい…的なことも含めてまだまだ上をめざしたいですし、次走がその第一歩になれば嬉しいです。
【2022/4/9阪神8R 4歳以上1勝C(ダ1400m)でのプライムライン:公式HPより】
栗東トレセン在厩のアンジアンは、今週はおもにCウッドで調整、21日に時計をマークしています。
- 22.04.21 藤田菜 栗東CW良 5F 72.3-56.3-40.3-12.7(6) 馬ナリ余力
◇藤原英調教師のコメント 「飼葉喰いや体つきに問題はなく、前回の入厩時に比べればしっかりしてきている印象でしょうか。21日朝の動きであれば、このまま追い切りを重ねていけそうですよ。芝に対応してくれそうなバネがありそうですから、今度は芝の番組でいってみようかと思っています。距離を含めて目標レースについては、引き続き馬の状態を見つつ、さらに乗り進めていく中で定めていきましょう」
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15日にトレセンに戻ったアンジアンは、17日に坂路を一本のあと19、20、21日とCWで調整、21日は5F72.3-56.3-12.6秒とまだ軽めながらも最初の時計をマークしました。前回在厩時はほとんどCWを使わず坂路とダートで追い切られていましたので、(芝を目標にすることを含めて)今回はだいぶ違ったアプローチでレース出走をめざすことになりそうです。
デビュー戦は結果も内容も全然でしたから、その時と違う調整過程、違う条件への出走は望むところではありますが、どのぐらい前進を期待して良いかは今後の追い切り次第になるでしょう。そうですねぇ、まだ実質一本目とは言え、藤田菜七子騎手が乗って5F72.3秒はかなりの軽めですから、もう少しビシッと追えるようにならないと…という気はしています。
ただし、基本的にアンジアンは馬体減りに注意が必要な馬ですから、長期間在厩して追い切りを重ねることはないのだろうと思います。限られた時間の中でどうペースを上げていくのか、帰厩時440kg台の馬体がどの程度維持できるのか…。なかなか難しいミッションではありますが、そこは藤原英厩舎のマジックにも期待したいところです。(藤原先生からは、一応、「芝に対応してくれそうなバネがありそう」とのコメントが出ていますしね(^^ゞ)