今月の始めからスカイ・パーフェクトTVの「日本映画専門チャンネル」にて溝口監督特集が始まりましたが、そこでまた感じたのが古いフィルムの修復の問題です。「滝の白糸」といえば、戦前の溝口作品の代表作の一つだと思うのですが、フィルムの傷みが激しく、音声も傷みがひどい。日本はあまりにもデジタル技術によるフィルムの修復が遅れていると思いました。
何週間か前にジャン・ヴィゴのDVDボックスを見ましたが、フランスは自国の映画を国家的財産と認め、せっせと修復に務めているのが分かりました。日本も「お金になる」国家的財産にもっと投資をしていいんではないでしょうか? それにはまず、小津安二郎監督の「父ありき」から始めてもらいたいと思います。
何週間か前にジャン・ヴィゴのDVDボックスを見ましたが、フランスは自国の映画を国家的財産と認め、せっせと修復に務めているのが分かりました。日本も「お金になる」国家的財産にもっと投資をしていいんではないでしょうか? それにはまず、小津安二郎監督の「父ありき」から始めてもらいたいと思います。