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キューバ危機

2006-02-24 16:47:00 | ノンジャンル
 トリノ・オリンピック女子フィギアスケート、終りましたね。良かったのか、悪かったのか、よく分かりませんが、村主さんにもメダルを取らせてあげたかったし、安藤さんには4回転を跳ばせてあげたかったと思います。
 さて、昨日ケネディー政権のもとで国防長官をしていたマクナマラ氏のインタビュー番組を見たのですが、92年に当時のベトナム側の国防大臣と会話した時に、「我々は共産主義国の手先で戦っていたのではなく、単に独立を勝ち取るために戦っていたのだ」とけんかごしにアメリカの共産主義拡大政策論を批判した、というのが印象に残りました。
 また、驚いたのは、カストロに会った時、キューバ危機のことを尋ねたら、当時核弾頭を134個もっており、フルシチョフには再三核の使用を迫ったといい、もし核を使用していたらキューバは滅亡していただろう、と語ったということでした。つまり当時のキューバは共産主義と心中しようとしていたのであり、それほどアメリカを憎んでいたのか、あるいは前政権のバチスタ政権を憎んでいたのか、その思いはすごいものがあったのだということです。現在のアメリカも、もう一度謙虚になってこうした事実を思い出すべきだと思いました。