誉田哲也さんの'09年作品「ガール・ミーツ・ガール」を読みました。
夏美はフェイス事務所に所属する歌手で、バンドで活動しているところをマネージャーの祐司にスカウトされてデビューしようとしています。CMで最初にマスコミに登場しますが、そこへ有名プロデューサーの秋元とのコンビで売れっ子歌手の、秋元の恋人・島崎ルイが秋元と破局し、フェイスに移籍してくることになります。大晦日に初めてルイはテレビに出演することになりますが、秋元の事務所との契約上、今までの曲を演奏することはできません。そこでフェイス事務所の専務・梶尾はギターに夏美を起用し、バンドを組んで新曲を披露することにします。夏美は幼い頃に借金をして失踪していた父と先日会い、父が400万の借金をしていることを知っていたので、400万貸してくれるならギターを引き受けると梶尾に言い、受け入れられます。バンド活動を目指していた夏美は、このチャンスにそれを実現しようと思い、以前ヒット曲を飛ばした売れっ子アーティストだったにもかかわらず現在は楽器のメンテナンス業をしている井場にキーボードを担当してくれるようにルイと頼みに行きますが断られ、何とか願いを聞き入れてもらえるように井場の元でバイトすることになります。そして大晦日まであと数日という時、ルイの部屋へ酔った秋元が乱入し、ルイの肋骨にひびが入るというケガをさせます。ルイはそれでも大晦日のテレビ番組に夏美とともに出演し、紅白の2倍の視聴率を稼ぐという大成功を収めます。梶尾から400万を貸してもらった夏美は父のもとに行きますが、父は夏美に貸してもらっていた7万円を元手に競艇で大勝し、またそれを元手にデイトレードに打って出たところ4日で1千万を稼ぎ、貸した金額の10倍を返してくれるのでした。そしてルイの武道館ライブでは、キーボードに井場、ベースには夏美の元バンド仲間のジン、ドラムスには夏美のCMでも参加してくれた実力派のゴンタを迎え、夏美がメインの歌も歌われるのでした。
会話の途中で一々入る内省がわずらわしく、また夏美のうわついた様子や井場の居丈高な様子などは、薄っぺらな青春ドラマのようで読んでいて恥ずかしくなるものでした。「疾風ガール」の続編ですが、これから先もあまり期待できないように思いました。フジテレビの連ドラが好きな人にはオススメかも。
夏美はフェイス事務所に所属する歌手で、バンドで活動しているところをマネージャーの祐司にスカウトされてデビューしようとしています。CMで最初にマスコミに登場しますが、そこへ有名プロデューサーの秋元とのコンビで売れっ子歌手の、秋元の恋人・島崎ルイが秋元と破局し、フェイスに移籍してくることになります。大晦日に初めてルイはテレビに出演することになりますが、秋元の事務所との契約上、今までの曲を演奏することはできません。そこでフェイス事務所の専務・梶尾はギターに夏美を起用し、バンドを組んで新曲を披露することにします。夏美は幼い頃に借金をして失踪していた父と先日会い、父が400万の借金をしていることを知っていたので、400万貸してくれるならギターを引き受けると梶尾に言い、受け入れられます。バンド活動を目指していた夏美は、このチャンスにそれを実現しようと思い、以前ヒット曲を飛ばした売れっ子アーティストだったにもかかわらず現在は楽器のメンテナンス業をしている井場にキーボードを担当してくれるようにルイと頼みに行きますが断られ、何とか願いを聞き入れてもらえるように井場の元でバイトすることになります。そして大晦日まであと数日という時、ルイの部屋へ酔った秋元が乱入し、ルイの肋骨にひびが入るというケガをさせます。ルイはそれでも大晦日のテレビ番組に夏美とともに出演し、紅白の2倍の視聴率を稼ぐという大成功を収めます。梶尾から400万を貸してもらった夏美は父のもとに行きますが、父は夏美に貸してもらっていた7万円を元手に競艇で大勝し、またそれを元手にデイトレードに打って出たところ4日で1千万を稼ぎ、貸した金額の10倍を返してくれるのでした。そしてルイの武道館ライブでは、キーボードに井場、ベースには夏美の元バンド仲間のジン、ドラムスには夏美のCMでも参加してくれた実力派のゴンタを迎え、夏美がメインの歌も歌われるのでした。
会話の途中で一々入る内省がわずらわしく、また夏美のうわついた様子や井場の居丈高な様子などは、薄っぺらな青春ドラマのようで読んでいて恥ずかしくなるものでした。「疾風ガール」の続編ですが、これから先もあまり期待できないように思いました。フジテレビの連ドラが好きな人にはオススメかも。