遅ればせながら、ジェームズ・キャメロン監督・脚本・共同製作の'97年作品『タイタニック』をWOWOWシネマで見ました。
1912年4月15日の午前2時30分頃に沈没したタイタニック号を海底探査船で調べていたラベットは、金庫を発見しますが、期待していた“碧洋のハート”と呼ばれる巨大なダイヤはなかったものの、「1912年4月14日」と日付けが書かれた絵が出てきたことを出資者に知らせます。そのニュースをテレビで見たローズは、あの絵のモデルは私だと言い、当時17歳で今は101歳になっている彼女は孫のリジーとヘリで探査船へやって来て、金庫から出て来た宝飾品の一つ一つを懐かしそうに眺め、タイタニックはすべてが新しく“夢の船”だったことを思い出します。
イギリスのサウサンプトン港に接岸しているタイタニック。私(ケイト・ウィンスレット)にとっては鎖につながれるアメリカに戻される奴隷船だったとローズは語ります。ジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)はポーカーに勝ち、出港の5分前に船に仲間のファブリッツィオと乗り込みます。シェルブールでは新興成金のモリー・ブラウン(キャシー・ベイツ)が乗り込んできます。船首に仲間と立ち、「世界は俺のものだ」と言うジャック。
テーブルで喫煙を咎められたローズは中座します。デッキに出て来たローズに一目惚れしたジャックは、退屈な人生から逃れようと船尾から海に飛び込んで自殺しようとしていたローズを説得して自殺を思いとどまらせ、足を滑らせてローズが上げた叫び声を聞いて集まってきた人々に、ジャックはうまい嘘をつきます。ローズはお礼のため、婚約者のキャルにジャックを食事に招くように言います。キャルは“碧洋のハート”を婚約の品としてローズに贈り、僕らは王族なのだから、お互いに心を開こうと言います。
ジャックはローズに、自分は15歳で両親を失い、故郷のウイスコンシン州に新類縁者が誰もいなくなったので、故郷を捨て、根無し草の生活になったと言うと、ローズは助けてくれたことだけでなく機転を利かせてくれたことにもお礼をしたかったのだと言います。ジャックは何が彼女をそこまで追い詰めたのか、それが問題だと言うと、ローズは私の周りの全ての社会、つまり退屈な社交界だと言い、フィラデルフィアでの婚約披露パーティーでは500通もの招待状が出されたと言ってうんざりします。「婚約者のことを愛しているのか?」とジャックが訊くと、「赤の他人がそんなこと訊くなんて」とローズは言い、ジャックがパリで描いてきた画集を見て、特に娼婦のヌードの絵に惹かれます。これまでの経歴を話すジャックに、そんな生活に憧れると言うローズ。ジャックはつばの吐き方を彼女に教えますが、そこをローズの母に見られてしまいます。ジャックを害虫に例え、害虫は踏みつぶさなければと言うローズの母。モリーはジャックに「ヘビの巣に入る気?」と言い、彼女の息子の服を貸し、見事な紳士に変身させます。大階段を降りてきたローズの手にキスをし、「一度映画のようにしてみたかったんだ」と言うジャック。ローズはスキャンダルを抱えた社交界の人々をジャックに教え、モリーは「自分も金鉱を持っていると思えばいい」と助言し、ジャックは見事に紳士の芝居を演じきります。ローズの母だけはジャックに辛辣でしたが、ジャックは見事なスピーチをし、「今を大切に」と音頭を取って皆と乾杯した後、「今を大切に 時計の前で待つ」と書いた手紙をローズに密かに渡して去ります。ジャックは「本当のパーティーに行こう」と言い、フォークダンスのパーティにローズを連れていき、2人はフォークダンスとビールを楽しみますが、キャルの友人が様子を見に来ます。
キャルは戻ってきたローズに「2度とジャックと会うな」と言い、法的には自分はもうローズの夫で、夫を甘くみるなと言って、机をひっくり返し、ローズを脅します。ローズの母も「あの男にはもう会わないで。うちには金がない。武器は家名だけ」だと言いますが、母のために自分が犠牲になるころにローズは納得がいきません。(明日へ続きます‥‥)
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
1912年4月15日の午前2時30分頃に沈没したタイタニック号を海底探査船で調べていたラベットは、金庫を発見しますが、期待していた“碧洋のハート”と呼ばれる巨大なダイヤはなかったものの、「1912年4月14日」と日付けが書かれた絵が出てきたことを出資者に知らせます。そのニュースをテレビで見たローズは、あの絵のモデルは私だと言い、当時17歳で今は101歳になっている彼女は孫のリジーとヘリで探査船へやって来て、金庫から出て来た宝飾品の一つ一つを懐かしそうに眺め、タイタニックはすべてが新しく“夢の船”だったことを思い出します。
イギリスのサウサンプトン港に接岸しているタイタニック。私(ケイト・ウィンスレット)にとっては鎖につながれるアメリカに戻される奴隷船だったとローズは語ります。ジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)はポーカーに勝ち、出港の5分前に船に仲間のファブリッツィオと乗り込みます。シェルブールでは新興成金のモリー・ブラウン(キャシー・ベイツ)が乗り込んできます。船首に仲間と立ち、「世界は俺のものだ」と言うジャック。
テーブルで喫煙を咎められたローズは中座します。デッキに出て来たローズに一目惚れしたジャックは、退屈な人生から逃れようと船尾から海に飛び込んで自殺しようとしていたローズを説得して自殺を思いとどまらせ、足を滑らせてローズが上げた叫び声を聞いて集まってきた人々に、ジャックはうまい嘘をつきます。ローズはお礼のため、婚約者のキャルにジャックを食事に招くように言います。キャルは“碧洋のハート”を婚約の品としてローズに贈り、僕らは王族なのだから、お互いに心を開こうと言います。
ジャックはローズに、自分は15歳で両親を失い、故郷のウイスコンシン州に新類縁者が誰もいなくなったので、故郷を捨て、根無し草の生活になったと言うと、ローズは助けてくれたことだけでなく機転を利かせてくれたことにもお礼をしたかったのだと言います。ジャックは何が彼女をそこまで追い詰めたのか、それが問題だと言うと、ローズは私の周りの全ての社会、つまり退屈な社交界だと言い、フィラデルフィアでの婚約披露パーティーでは500通もの招待状が出されたと言ってうんざりします。「婚約者のことを愛しているのか?」とジャックが訊くと、「赤の他人がそんなこと訊くなんて」とローズは言い、ジャックがパリで描いてきた画集を見て、特に娼婦のヌードの絵に惹かれます。これまでの経歴を話すジャックに、そんな生活に憧れると言うローズ。ジャックはつばの吐き方を彼女に教えますが、そこをローズの母に見られてしまいます。ジャックを害虫に例え、害虫は踏みつぶさなければと言うローズの母。モリーはジャックに「ヘビの巣に入る気?」と言い、彼女の息子の服を貸し、見事な紳士に変身させます。大階段を降りてきたローズの手にキスをし、「一度映画のようにしてみたかったんだ」と言うジャック。ローズはスキャンダルを抱えた社交界の人々をジャックに教え、モリーは「自分も金鉱を持っていると思えばいい」と助言し、ジャックは見事に紳士の芝居を演じきります。ローズの母だけはジャックに辛辣でしたが、ジャックは見事なスピーチをし、「今を大切に」と音頭を取って皆と乾杯した後、「今を大切に 時計の前で待つ」と書いた手紙をローズに密かに渡して去ります。ジャックは「本当のパーティーに行こう」と言い、フォークダンスのパーティにローズを連れていき、2人はフォークダンスとビールを楽しみますが、キャルの友人が様子を見に来ます。
キャルは戻ってきたローズに「2度とジャックと会うな」と言い、法的には自分はもうローズの夫で、夫を甘くみるなと言って、机をひっくり返し、ローズを脅します。ローズの母も「あの男にはもう会わないで。うちには金がない。武器は家名だけ」だと言いますが、母のために自分が犠牲になるころにローズは納得がいきません。(明日へ続きます‥‥)
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)