トム・フーパー監督の'12年作品『レ・ミゼラブル』をWOWOWプライムで見ました。
「1815年、フランス革命の勃発から26年、フランスでは王政が復活していた」の字幕。座礁した巨大な船を縄で引っ張る囚人たち。1人がフランス国旗が繋がれている大きな柱を持ってくるように言われ、怪力をもって1人でそれを手前まで持って来ると、19年の刑罰後の仮釈放が言い渡されますが、指定日には出頭しなければならないと言われます。妹が餓死しそうになりパン1つを盗んで5年の刑に服し、残りは脱獄の刑に服していたジャン・バルジャンは、警吏のジャベール(ラッセル・クロウ)にいつまでもつきまとってやると言われます。自由にはなったものの仕事はなく、警吏に尾行され、ようやく教会で食べ物を与えてもらったバルジャンは、銀食器を盗もうとしてすぐに警吏に掴まりますが、司教はバルジャンに与えたものだと言ってその場を収めてくれ、バルジャンはこれを機会に正しい人に生まれ変わる決心をします。
「8年後 1823年 モントルイユ」の字幕。工場で働くファンテーヌに「金送れ、子供が病気」という手紙が届き、彼女は娼婦扱いされ、工場をクビになります。荷車が転倒し、人が下敷きになり、市長で工場の経営者でもあるバルジャンが荷車を持ち上げて、下敷きになった人を助けます。一方、ファンテーヌは借金を返し、娘のコゼットも救えると考えて、髪を10フランで売り、身も売ります。そしてもめ事に巻き込まれたファンテーヌは自分が牢に入ったら娘は死ぬと訴え、そこに居合わせた市長は彼女と彼女の娘を助けることにします。バルジャンが捕まったことを市長に報告したジャベールは、市長がバルジャンではないかと疑ったことを詫び、疑った自分を罰してほしいと言います。バルジャンは迷った末、自分が本当のバルジャンであることを裁判所で述べますが、周囲は本気にしません。バルジャンはその足でファンテーヌを見舞いますが、彼女は娘を彼に託して亡くなります。そこに現れたジャベールに対し、バルジャンはやり残したことがあるので3日だけ猶予をくれと言い、窓から川に飛び込みます。宿屋でこき使われるコゼットの元へやってきたバルジャンは、宿屋に1500フランを払い、彼女を引き取ります。直後にやって来るジャベール。“パリの北門”まで馬車で来たバルジャンらは、そこで検問をしているのを見て、馬車を降り、走って逃げます。馬で追うジャベール。バルジャンらは以前荷車の下敷きになったのを助けた男に出会い、匿ってもらいます。
「9年後 1832年 パリ」の字幕。学生の間では革命の気運が高まっていますが、革命のシンボルであるラマルク将軍は死の病にかかっています。学生のマリウスは宿屋の娘のエポニーヌに恋されていますが、コゼットに一目惚れしてしまいます。エポニーヌの気持ちも知らず、マリウスはコゼットの居所を調べてほしいと言います。将軍は亡くなり、革命の実行が叫ばれます。宿屋の主人はバルジャンらの居所を突き止めますが、エポニーヌが叫び声を上げてバルジャンらにそれを知らせ、バルジャンらは危機を脱します。コゼットはマリウス宛ての手紙を扉にはさみ、エポニーヌが手にいれます。革命の日、ジャベールは敵のスパイとして学生側に捕らえられます。兵隊と学生らがバリケードを挟んで銃撃戦を行います。マリウスをかばって銃弾を受けたエポニーヌはマリウスにコゼットの手紙を渡し、息絶えます。マリウスはバルジャン経由でコゼットに手紙を書き、そこには「お互いにまた会えるように祈ろう」と書いてありました。バルジャンはマリウスを探しに行き、ジャベールを解放し、孤立した学生が全滅していく中、瀕死のマリウスを見つけ、マンホールを伝って逃げますが、出口にはジャベールが待っていました。「動いたら撃つ」と言うジャベールの前を、マリウスを担いで進むバルジャン。ジャベールは結局バルジャンを撃てず、それまでの自分の人生に無力感を感じ、橋から投身自殺します。マリウスは生き残り、バルジャンは彼とロゼットの人生を祝福して修道院へ去ります。そして2人に見守られながら、ファンテーヌの魂が歌う中、革命の歌を歌う学生たちの魂と一緒になるのでした。
ミュージカル(それも歌の方が普通の台詞より多い)であるにもかかわらず、肝心の歌があまり心に響いてこず、飛ばし見してしまいました。“ショット”の存在もあまり感じられませんでしたが、実際どうだったのでしょうか?
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
「1815年、フランス革命の勃発から26年、フランスでは王政が復活していた」の字幕。座礁した巨大な船を縄で引っ張る囚人たち。1人がフランス国旗が繋がれている大きな柱を持ってくるように言われ、怪力をもって1人でそれを手前まで持って来ると、19年の刑罰後の仮釈放が言い渡されますが、指定日には出頭しなければならないと言われます。妹が餓死しそうになりパン1つを盗んで5年の刑に服し、残りは脱獄の刑に服していたジャン・バルジャンは、警吏のジャベール(ラッセル・クロウ)にいつまでもつきまとってやると言われます。自由にはなったものの仕事はなく、警吏に尾行され、ようやく教会で食べ物を与えてもらったバルジャンは、銀食器を盗もうとしてすぐに警吏に掴まりますが、司教はバルジャンに与えたものだと言ってその場を収めてくれ、バルジャンはこれを機会に正しい人に生まれ変わる決心をします。
「8年後 1823年 モントルイユ」の字幕。工場で働くファンテーヌに「金送れ、子供が病気」という手紙が届き、彼女は娼婦扱いされ、工場をクビになります。荷車が転倒し、人が下敷きになり、市長で工場の経営者でもあるバルジャンが荷車を持ち上げて、下敷きになった人を助けます。一方、ファンテーヌは借金を返し、娘のコゼットも救えると考えて、髪を10フランで売り、身も売ります。そしてもめ事に巻き込まれたファンテーヌは自分が牢に入ったら娘は死ぬと訴え、そこに居合わせた市長は彼女と彼女の娘を助けることにします。バルジャンが捕まったことを市長に報告したジャベールは、市長がバルジャンではないかと疑ったことを詫び、疑った自分を罰してほしいと言います。バルジャンは迷った末、自分が本当のバルジャンであることを裁判所で述べますが、周囲は本気にしません。バルジャンはその足でファンテーヌを見舞いますが、彼女は娘を彼に託して亡くなります。そこに現れたジャベールに対し、バルジャンはやり残したことがあるので3日だけ猶予をくれと言い、窓から川に飛び込みます。宿屋でこき使われるコゼットの元へやってきたバルジャンは、宿屋に1500フランを払い、彼女を引き取ります。直後にやって来るジャベール。“パリの北門”まで馬車で来たバルジャンらは、そこで検問をしているのを見て、馬車を降り、走って逃げます。馬で追うジャベール。バルジャンらは以前荷車の下敷きになったのを助けた男に出会い、匿ってもらいます。
「9年後 1832年 パリ」の字幕。学生の間では革命の気運が高まっていますが、革命のシンボルであるラマルク将軍は死の病にかかっています。学生のマリウスは宿屋の娘のエポニーヌに恋されていますが、コゼットに一目惚れしてしまいます。エポニーヌの気持ちも知らず、マリウスはコゼットの居所を調べてほしいと言います。将軍は亡くなり、革命の実行が叫ばれます。宿屋の主人はバルジャンらの居所を突き止めますが、エポニーヌが叫び声を上げてバルジャンらにそれを知らせ、バルジャンらは危機を脱します。コゼットはマリウス宛ての手紙を扉にはさみ、エポニーヌが手にいれます。革命の日、ジャベールは敵のスパイとして学生側に捕らえられます。兵隊と学生らがバリケードを挟んで銃撃戦を行います。マリウスをかばって銃弾を受けたエポニーヌはマリウスにコゼットの手紙を渡し、息絶えます。マリウスはバルジャン経由でコゼットに手紙を書き、そこには「お互いにまた会えるように祈ろう」と書いてありました。バルジャンはマリウスを探しに行き、ジャベールを解放し、孤立した学生が全滅していく中、瀕死のマリウスを見つけ、マンホールを伝って逃げますが、出口にはジャベールが待っていました。「動いたら撃つ」と言うジャベールの前を、マリウスを担いで進むバルジャン。ジャベールは結局バルジャンを撃てず、それまでの自分の人生に無力感を感じ、橋から投身自殺します。マリウスは生き残り、バルジャンは彼とロゼットの人生を祝福して修道院へ去ります。そして2人に見守られながら、ファンテーヌの魂が歌う中、革命の歌を歌う学生たちの魂と一緒になるのでした。
ミュージカル(それも歌の方が普通の台詞より多い)であるにもかかわらず、肝心の歌があまり心に響いてこず、飛ばし見してしまいました。“ショット”の存在もあまり感じられませんでしたが、実際どうだったのでしょうか?
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)