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スコット・クーパー監督『ブラック・スキャンダル』その4

2017-08-05 09:54:00 | ノンジャンル
 また昨日の続きです。
 ジミー、コノリーの妻の部屋に行き、「マリアン、亭主に恥をかかせるなよ」「ちょっと具合が悪いの。悪気はないわ」顔をなでて「熱はないようだな。ジョンは運のいい男だ」。ジミーが去り、どっと疲れるマリアン。
 “ヴァルハラ号”と書かれた船。ジミー「無事アイルランドへ。頼むぞ、マッキンタイア」。
 “連邦検事事務所”の看板。コノリー「プロ野球のチケットが2枚ありますが」「いらない。起訴案件を持ってきたんじゃないのか? 起訴案件を持って来い。なぜバルジャーを逮捕しない?」「情報屋なんです」「何でもやってる。調べ始めると証拠が消える。別の情報屋との情報と重複してることもある。そろそろ足を洗わせたら?」。
 コノリー、ジミーに「奴に圧力を。州議員の兄さんを救うためだ」「ダメだ。ワイシャックは君のことも調べてる。もう二度と来るな」。(中略)
 「漁船がDEA(麻薬取締局)に捕らえられ、大量の武器を運んでいたことが明らかになった」というニュース。ジミー、怒る。
 コノリーの上司「バルジャーに騙されていた。情報屋の身分に隠れて、勝手放題。しかしバルジャーを逮捕することで、マフィア訴訟に傷をつけることはできない。捜査官の証拠が必要だ」。
 コノリー「バルジャーのおかげだ」。反論するモリス。「ワイシャックは皆を血祭にするつもりだ。もう逃げられない。内偵をされてる」「マフィアの撲滅は正しいことだ」「自ら自分の墓を掘っている」。
 コノリー、雨の中帰宅。ドアには鍵。「マリアン! マリアン!」。
 コノリーの上司「マッキンタイアが姿を消した。バルジャーの悪事を証言する密告者は皆消える。バルジャーの逮捕に向けて、すべての犯罪者を逮捕し、一人でも証言を得られればいい」。
 ジミー、マッキンタイアに「お前は子供の頃から意気地なしだった。昔からの仲間だ。しかし裏切った」。ジミー、椅子に縛られ、暴行を受けたマッキンタイアを絞殺。「歯は全部抜き、デボラの横に埋めとけ」。
 「FBIのジョン・モリスです」「ボストン・グローブ紙のオニールとレノアです」「告解室にいるみたいだな。あくまでオフレコで」。
 “バルジャー、1975年からFBIに密告”の一面記事。
 ジミー「何なんだ、これ? デタラメだ。これからは俺に関するデタラメを山ほど読むだろう。モリスにどれだけのカネを渡してた?」
 「スポーツくじとナンバーズ賭博を仕切り、そのカネを高利貸しとロンダリングに回していた。デカイ証拠がある。写真とテープだ」。
 「複数の男たちが、ヤクや殺しの証言をしている」。
 ジミー「すべての証拠を握られて、逃げられない。1週間後に状況を知らせてくれ」コノリー「これ以上は分からない」。
 無人の教会にジミー。
 フレミはバルジャーとともに行動した年月を振り返り、「彼のことをどう思う?」と聞かれ、「根っからの犯罪者だ」と答える。
 無人の教会を去るジミー。
 ジミー「ビリー、しばらく会えなくなる。体に気をつけろ。元気でな」。
 “1995年、ジェームズ・“ホワイティ”バルジャーはボストンを去り、その後世界各地で目撃された”、“バルジャーの情報を提供した見返りにウィークスは刑を軽減され、5年服役”、“司法取引により刑を軽減されたマルトラーノは12年服役した”、“マルトラーノとウィークスは現在自由の身である”、“同僚コノリーに対する証言と捜査への協力により、ジョン・モリスは免責を認められた”、“スティーヴン・フレミは10件の殺人を認め、終身刑に。現在非公表の刑務所で服役中”、“ビリー・バルジャーは議員を辞め、マサチューセッツ大学の総長に。だが兄と連絡を取ったことが知れ、総長の座を辞職させられた”、“ジョン・コノリーはバルジャーに対する証言を拒否。キャラハン殺害に関し、第二級謀殺で有罪。40年の刑を宣告された”の字幕。
 “2011年6月22日、12年間の“最重要指名手配”の後、匿名の情報がバルジャー逮捕に結びついた”、“ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー逮捕。ボストンでは誰もが知る犯罪者。大胆な行動に出たのか、昨夜サンタモニカでバルジャーはボストンに戻され、裁判にかけられます”、“バルジャーは少なくとも11件の殺人で終身刑2回と5年の刑を宣告された”の字幕。

 ジョニー・デップの演技が光る映画でした。

 →Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/