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高野秀行『辺境メシ ヤバそうだから食べてみた』その2

2019-10-20 00:02:00 | ノンジャンル
 昨日の続きです。

 次に目次を列挙していきたいと思います。
1、アフリカ(ゴリラを食った男の食浪漫)
  ジャングルでゴリラを食ったやつ
  “アフリカの京都”の生肉割烹と珈琲道
  サルの脳味噌、争奪戦
  砂漠のスーパー甘味“デーツ”
  イモムシにはご用心
  恍惚のアリ食
  肉質ムッチリ! ヘビーなラクダ肉
  ラクダの乳ぶっかけ飯
  天にも昇る心地の覚醒「カート宴会」
  ダメ人間たちの「迎えカート」
2、南アジア(怪魚、水牛、密造酒……爆発だ!)
  パキスタン桃源郷の密造酒
  快感! 羊の金玉と脳味噌のたたき
  ブータンのびっくり卵酒とタイの珍妙料理
  インドカレーの悲劇
  泣きっ面にワサビ
  楽しいワ族の宴会━━ヒエ酒は「ア」で飲め!
  世界遺産の真ん中で水牛の生肉を喰らう
  斬新すぎる水牛グルメ居酒屋
  水牛の脊髄ちゅるりん炒めに脊髄反射!
  「暴風味」が襲いかかる頭蓋丸ごと煮
3、東南アジア(思わずトリップするワンダーフード)
  花心香る竹もちは国境へ誘う
  昆虫調味料とタランチュラ
  タイの前衛的ワインと虫の缶詰
  赤アリ卵とタイ・ワインのマリアージュ
  ハッピー・ピザでアラーキーになる
  タイの爆発系(!?)ナマズ料理
  ナマズは本当に爆発していた!
  ベトナム戦争と大ナマズ
  美味さもジャイアント級のトムヤム!
  ミャンマー奥地の究極の粗食「モイック」
  絶品! 納豆バーニャカウダ
  激マズ! 怪しいインド人の納豆カレー
  元首狩り族の強烈「超絶納豆」
  イタリア人の卒倒!? 東北タイの「虫イタリアン」
  素材の味を生かしすぎな田んぼフーズ
  「世界最高のビールのつまみ」の意外すぎる正体
4、日本(猛毒フグの卵巣から古来のワニ料理まで)
  世界珍食一位? 猛毒フグの卵巣
  まるで道の肉、小泉先生の鯨
  猫を狂わす謎の食品「ちゅ~る」
  ニッポン古来のワニ料理
  ワニバーガーでわかったこと
  ワニ(鮫)はワニによく似ている
  熊本で食べた生のカタツムリ
5、東アジア(絶倫食材に悶絶した日々)
  世界最凶の屋内食ホンオ
  恐怖のスパークリング・エイ料理ホンオ
  上海人もビックリのゲテモノ喰い
  巨大ムカデと人類の叡智
  蛇肉は美味いのか問題
  “絶倫食材”は体内で蠢く
  個人的最大の恐怖!? ヒルに似た食べ物
  吸いつき方もヒルそっくりのタコ躍り食い
  缶ビールでアヒル肉を炒める「啤酒鴨」
  豚の生血の和え物
  トン族は「ヤギの糞のスープ」を食べる!?
  「糞」じゃなくて「××」のスープだった!!
  中国最凶の料理、胎盤餃子
  中国人も絶句して拒否した胎盤餃子
6、中東・ヨーロッパ(臭すぎてごめんなさい)
  イラクの不思議な国民的料理、「鯛の円盤焼き」
  メソポタミアの古代粘土板せんべい
  イラン版スッポンは「進化の味」
  犬が喜ぶ世界一くさいパーティ
  室町人も食べた? 世界で一番臭い魚
  コソボ・アルバニア人の異常なソウルフード
  時短料理ならぬ「時長」料理
  美形民族がこだわるトルコ極小餃子
  耳かき作業で作るシルクロード食
  酷暑には生の羊肉がよく似合う!?
7、南米(魔境へようこそ━━)
  辺境の最高峰、巨大魚ピラルクの漁師飯
  悪魔の(!?)カエル丸ごとジュース
  胃の中で跳ねるヒキガエルジュース
  アマゾン蛇の極上スープと炒め肉
  アンデス山脈にはコカ茶がよく似合う
  コカは実はアマゾンの覚醒植物だった!?
  アンデスのオーガニック・巨大ネズミ串焼き
  “標高高い系”のヘルシー・モルモット・ランチ
  インカ帝国の公式ドリンク「チチャ」の酸っぱい末路
  泡が決め手の辺境エナジードリンク
  華やかでやがて虚しきピスコサワー
  突っ込みどころ満載のアマゾン竹筒魚蒸し料理
  アマゾン竹筒料理 vs ミャンマーの究極ゲリラ飯
  泳がない鮟鱇? 南米の妖怪変化魚
  謎の原始酒「口噛み酒」を追え!
  昔は本当に処女が造っていた口噛み酒
  リアル“口噛み酒”の凄まじい迫力
  太平洋を渡った「口噛み酒」
  口噛み酒は「文明酒」だった!?
  時空を超える幻覚剤ヤヘイ
  ハンモックで「千年の旅」

以上が目次です。

最後にいくつか本文から抜粋しておきたいと思います。

・(前略)ここの人々は私たちが訪れる少し前まで、銃でなく槍でゴリラを狩っていた。
 村の人に聞いたやり方がまた凄い。ゴリラには決まった通り道があり、優れた狩人はその道を発見すると、大きな木の陰に隠れてひたすら待つという。そして、ゴリラが近づくと、パッと前に飛び出て手にした槍で突く……。もし一発で仕留められない場合、当然ゴリラは逆襲するだろう。その場合、狩人が勝てる見込みは少ない。(後略)

・エチオピアは三千年近い歴史を誇り、現存する世界最古の国家のひとつとして知られる。独自の伝統文化を誇り、他のアフリカ諸国とは全く雰囲気が異なる。ゆえに私は「アフリカの京都」と呼んでいる。

・親しい相手に「あ~ん」してあげるのはエチオピア人の中上流階級ではごく普通のマナーだという。

(また明日へ続きます……)

 →サイト「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto