修繕の続き

　昨日発見した不具合を直すのに、今日一日使ってしまいました。写真の位置をずらしたり、サイズを大きくしたり、文章だけで寂しいページに新たに写真を挿入したり‥‥。しかし、最後まで解決できなかったのが、映画の「All The King's Men」の6枚めの写真がどうしても飛び出してしまうのと、「寝ながら学べる構造主義」の２枚目の写真が表示されないという２点でした。明日、また解決を試みてみるつもりですが、どうなることやら‥‥。
　トリノ・オリンピックは日本時間明日早朝がいよいよフィギアスケート女子フリーですね。さあ、結果は？

サイトのリフォーム

　今日は久々に空いた時間ができたので、溜まってきたサイトのファイルを整理し始めたのですが、結局一日がかりになってしまいました。その上、表示されないページが見つかったり、見栄えの悪いページが多く見つかったり、今後少しづつ直していこうと思っています。
　実は、近々「Favorite Movies」に溝口健二を加えようと思っていたのですが、ちょっと先になりそうです。
　私の場合は単なる修繕なのですが、去年私が3カ月入院している間に、妹が私の部屋を完璧にリフォームしてくれた、ということがあって、まったく別の部屋のようになった空間を見て、妹の才能に感心したということがありました。一般にやはり、女性の方が男性より片づけ上手なんでしょうか？

SPEED

　優香お気に入り、金城一紀さんの「SPEED」を読み終わりました。主人公の女子高生の家庭教師の女子大生が謎の飛び降り自殺をし、帰宅途中に3人の男に襲われます。が、ちょうどそこにいた4人の高校生に助けられ、そこから、この女子高生とあ４人の高校生＋１人の混血のイケメンがタッグを組み、自殺の謎、彼女が襲われた謎を追って行くうちに、とんでもない陰謀にたどり着きます。果たして、彼等の運命やいかに！といった物語。
　5人の男子は世の中のシステムがおかしいんだったら、妥協せずに俺たちは戦ってやるという気概にあふれた青年たちで、お互いの関係もスカッとしていて心地よく、優香が「男に生まれたら、こういうふうになりたい」というのも、うなずけます。
　「弱気を助け、強気をくじく」正義が勝つストーリーで、読後感はかなり気持ちのいいものでした。最近つまんないことばかりで気がめいっている人、何でこんな世の中に生まれてきちゃったんだろうなどと思っている人、読むと元気が出ると思いますよ。

カーリング

　昨日、久しぶりに夜更かしして、トリノ・オリンピックのカーリングの試合を見ました。カーリング、ってなんか惹かれるんですよね。ゲームの面白さもさることながら、おばちゃん主体の外国チームに対し、日本チームはみんな20代のきれいな女の子ばっかり。スキッパーを務める小野寺さんも魅力的なのですが、セカンドの「はしもとまり」さんが目標を狙い定める時の目を全開にした表情がとてもかわいくて、真剣に闘っている彼女たちには悪いのですが、ゲーム以外のそういう点で楽しませてもらっていたりします。
　今日も、午後５時からイタリア戦があります。現在最下位のイタリアですが、油断なく、勝ちにいきましょう！

風味絶佳

　「Favorite Novels」にもアップしましたが、山田詠美さんの「風味絶佳」を読み終わりました。とても面白かったです。
　こういう小説は、小説だから成り立つのであって、映像化は先ず無理だと思いました。全部登場人物の独白からなっているので、映像化できる部分は限られていて、無理にでも映像化すると、画面に長々とナレーションが流れる、といったものになりかねないのですね。「映画とはアクションである」といったのは、サミュエル・フラー監督ですが、70年代のアメリカ映画のように、変に内省的になって黙って悩んでばかりいる主人公が出てくる映画を想像してみたりして、あまり積極的なイメージは湧いて来ません。
　ちなみに今まで読んだ小説の中で一番映画的だな、と思ったのはスティーヴン・キングの「ファイヤー・スターター」で、一瞬の間にたくさんのことが立て続けに進行していくという、優れたB級映画を思わせるシーンがあるのですが、スティーヴン・キングに関しては、そのうち「Favorite Novels」の項にアップしようと思っていますので、そこでまた詳しく書かせてもらうつもりです。