友人が、栽培している無農薬有機野菜のチンゲン菜で豚肉とエリンギと一緒に塩麹炒めをつくりました。
この冬は特に甘みのある美味しい味です。
ここまでの味にするには、長年の研究と努力に他なりません。
つい先日、母と仕事を一緒に頑張ってくださった方々のおひとりのOさんが、
10年後にどんなことをしていたい?どんな生活を送っていたい?
このように聞かれました。
Oさんは、いつも10年後の自分、5年後の自分がどうしていたいかを想像して、今の自分が何をするのが良いのか考えて生きているそうなのです。思うようには行かないこともあるけれど、目標があるから、やっていけると話してくださいました。
はずかしいことですが、私はやりたいことはたくさんあるのに、こんな風に考えたことはありませんでした。
5年、10年という目標はたてず、いつも行き当たりばったりでやってきました。いろいろ問題がふりかかってきても、いままでどうにかしてこられたのは、周りの人のおかげなのです。でも折り返し地点をすぎて、やはりOさんのような考え方をすべきです。10年後の私をいましっかり見据える必要を感じています。何をいまさら、そんなの当たり前のこととあきれる方がいらっしゃるでしょう。それぐらい私は精神的に幼いのです。
無農薬有機野菜作りの友人も、始めた当初は、夢のような話と言われていたそうです。でも5年10年とやってきて、今こうして夢が実現したのです。
身近に立派なお手本があるのですから、自分のためにもそうすべきと思います。
老いてきた母に同じことを聞いてみました。
10年後は想像できないのだけれど、5年後は裏の畑のまえがわだけでも、きれいなお花をたくさん植えて、皆さんに喜んでもらいたい。
こう話しました。
母も立派です。
2014年、10年後の自分のための一歩を踏み出せる私でいたいです。