マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

アイラブ エル・シド

2015-02-04 16:50:25 | ぼやき日記

 

エル・シド [DVD]
 
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

母がチャールトンヘストンの大ファンなので、エル・シドの録画を見た。

地中海を越えて侵略してくるムーア人(イスラム教徒)を撃退して、スペインを守るというストーリーなのであるが、この主人公エル・シドは誰の調略にものらず、筋を通す。スペイン国内に領地をもつムーア人とも親交を持ち、それぞれの立場を尊重し、理不尽な要求をするアルフォンソ王にも正論をかざして進言する。そんなエルシドを人々は慕い、追放されても、同行する仲間は増えていくといううれしくなるような展開。

これは1960年前半のハリウッド映画である。当時はまだ現在のような中東情勢ではない。そのせいなのか、侵略については、堂々と立ち向かうのだけれども、基本はそれぞれの民族を尊重して、平和に解決することがのぞましいというメッセージを、エル・シドに言わせている。

現在の中東や紛争地域に、相手を尊重して共存することを求めても、いろいろな国や部族、宗教が複雑にからんでいるので、難しいのはわかっている。

イスラム国という計り知れないテロ組織の存在は、世界中の脅威となり、人々の平和が失われようとしているのはつらいことである。テロリストも生まれたときは純真無垢な赤ん坊である。どういういきさつで、人を殺すことになったのか?何がそうさせたのか?対話をくりかえして、解決することはできないのか?ぼやくしかない私。

先日は、悲惨な戦地を取材する日本人ジャーナリストが殺されたというニュースが流れた。日本に住むわれわれは、どうすることもできなかった。紛争地帯に足を踏み入れることがそもそも良くないという冷たい意見もあるが、苦しんでいる人のためにできることをしたいという気持ちを抑えることができない方々のことを悪く言うことはやめてもらいたいと願っている。

どの人も、エル・シドの心を持っていると信じたい。

映画の中の世界なのだけども、やっぱり われわれが理想とするものは平和であることには間違いないのだから。

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家族のきずな

2015-02-04 07:49:34 | ぼやき日記

1/31に友人の葬儀に出席したのですが、

お父様を亡くした後、友人のお母様の状態を心配しました。

ご主人、若い息子さん二人が、お母様と友人をしっかり支えてあげていて、

お母様は、安心されているご様子でした。

家族の優しい言葉かけ、対応が、不安をとりのぞいているのです。

 

うちの母もそうですが、気になること、心配なことが募ると、あたまから離れず不穏になります。それを私は厳しい言葉で対応してしまいます。母は、そうなると、内容よりも、厳しい対応に反応し、状況は悪化してしまうのです。

 

それはやっぱりダメなのです。

わかっていながら、できない自分を反省する毎日。

むずかしいです。

 

友人のところの、家族のきずなを見せてもらったので、思い浮かべて、がんばってみます。

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自家製恵方巻

2015-02-04 07:37:01 | 夕食

昨日は節分なので、母と恵方巻を作りました。昨年までは、作る余裕がなく買い求めていました。今年は頑張ることに決めました。ただし具材はエコノミーなもの。母の巻きずしは、いつも煮た野菜を主に使うシンプルな具材の取り合わせです。おそらくおかずを邪魔しないという意味があったのだとおもいます。

しかし、女学校の卒業生の母は、丸かじりというのが理解できません。とうぜん、日ごろからハンバーガーも食べたがりません。かぶりつくというのができないのです。恵方巻きは最近の風習です。今回は1/3にカットしたもので縁起が良いからと説得して食べてもらいました。

作るときは恵方巻きだからご飯を少な目にするのですが、切って食べる巻きずしをイメージする母には通用せず、ご飯を多くのせて作ろうとします。言い争いを繰り返し、やっとできあがりました。

疲れがどっとたまり、来年からは断念しようと思いましたが、食べてみると、美味しいのでやっぱり自分の家で作るのはやめられないと思いかえしました。

コメント (2)
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