マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

介護士さんに感謝して送り出す私です。

2017-06-07 11:38:50 | ぼやき日記

今日は母のデイサービスの日です。朝母を準備して送り出しました。

ここ数年、母は、夕方が不穏になり、家にはいつ帰るのか、ご飯の用意は大丈夫だろうか?といった内容のことを、エンドレスで聞いて来ます。

夕方は私も余裕がなくなっていて、つい厳しい物の言い方をしてしまいます。

母は、

もう、生きていたくない、死にたい。

と急に悲しげな表情をします。最後は、私が、母を虐待しているような構図です。

 

何か集中してできることをさせてあげればいいのよ

 

わかっているんですが、時間の余裕と心の余裕がないときは厳しいのです。昨日は介護度の更新が終わり、お世話になっている介護の担当者に集まっていただいて今後の介護方針を確認し、情報交換する時間を作っていただきました。母のためにできることをしてくださっている皆様にはただただ感謝するばかりです。

母は今の介護内容では、かなり充実した生活ができていると思います。ただ、私と過ごす時が問題なのです。画像の通り、三月の臨床美術教室で作った作品は上が母、下が私、母の感性を、かなりの比率で受け継いでいるということがわかりました。皆バラバラの個性的な作品になるのに、なんの申し合わせもしていないのに、母と私の作品は似ています。全くの偶然なのです。

母が喜ぶもの、好きなものを誰より理解している私ですが、思うように対応できておりません。ショートやデイで少し離れてみると、母の偉大さと、自分の愚かさに気がつき、やっと冷静さを取り戻すわけです。離れている状況だと、母がどうやって喜ぶだろうかと考えることができます。

今朝も、母は出かけることが理解できないので、何度も説明、やっとの思いで準備して、デイに送り出しました。お迎えに来てくださった介護士さんが笑顔で接してくださるのを見て、ありがたくて涙が出ました。

 

夕方帰ってくる母に今日こそは、死にたいという言葉が出ないような接し方をするつもりです。

 

コメント
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