口は災いの元というけれど、本当です。
以前このブログでも紹介した、ある女性議員が秘書に投げかけた言葉が
「このハゲー」
訴訟にまで発展しました。この議員は今回の衆議院選挙で落選することとなりました。
この暴言を言わしめるように、秘書が、怒りを誘発させた可能性もあるからなんとも言えませんが、議員という立場の人は、どんなことがあっても口にする言葉ではありません。
そして
「一線を超えていません。」
不倫関係を疑われた議員たちが、マスコミを前にして言った言葉。品性に欠けるので私は好きな言い方ではありません。
「決して皆様にご迷惑をかけるような不適切な関係ではございません。」
ぐらいにしてほしいです。
最後に
「排除します。」
合流しようとした2党のうちの一党の党首が思わず口にした。
「考えを同じくする方のみ一緒に活動させていただきます。」
これなら納得できるのに。
排除という言葉は強烈な印象を与えてしまいました。上から目線で、人をバッサリ切っています。残念すぎる言葉です。
強烈な印象を与える言葉は、一人歩きしてしまいます。人にインパクトを与えようとして面白おかしく言ったつもりが、実は人を傷つける言葉だったりします。
とっさに失言をしないためにはどうしたら良いのでしょうね。
やはり、自分が言おうとしている言葉を自分が言われたらどう思うだろうか?を考えて発したら良いのかもしれません。
人のことはわかるのですが、自分のこととなると、そうは行かないのが人間です。
私もこれから失言をするかもしれません。なので先に謝ることにします。