東北は雲が覆っており、天気が思わしくないので、最終日は八幡平の方面は断念し、花巻の宮沢賢治記念館でゆっくり過ごしました。宮沢賢治は、多才な人で、文学の才能も芸術の才能があります。しかも農業学校で学んで農業技師としても真面目に取り組み、地元の人のために貢献しました。しかも宇宙にも鉱物にも詳しく、宗教も熱心に勉強していたようです。
本人が演奏していたチェロ、イギリス海岸(北上川の河原)の写真、自身が作った曲やイラスト、そして絵本の自筆の原稿、目の形に設計した庭のイラストなど、独特の幻想的な世界が見て取れました。
そんな中私が最も気に入ったのは、電信柱の絵でした。原画が記念館に展示されていました。上の画像は、絵本・月夜のでんしんばしらとして出版された、別の方が原画を見て描かれたイラストです。でんしんばしらのなんとも言えない物悲しさが原画にはありました。
同じ敷地内には、注文の多い料理店に出てくるあのレストランがありました。なんと創業は昭和五十八年だそうです。
孫と私は歓迎されるべき客です。
ホロホロ鳥のチキンカツ定食を食べてみました。中にとろけるチーズが入っていて柔らかくてあっさりしておりました。
この後はまた驚く発見がありました、続きは次の投稿で
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