岩石からサンプル採取=火星探査機―NASA
時事通信 2月10日(日)16時0分配信
【ワシントン時事】
米航空宇宙局(NASA)は9日、火星無人探査機「キュリオシティ」が初めてドリルで岩石に穴を開けて、粉末のサンプルを採取したと発表した。これらの成分を分析し、
火星の太古に水が存在していた証拠を探る。
ドリルはロボットアームの先に設置されたもので、サンプル採取は8日に行われた。岩石の表面には直径1.6センチ、深さ6.4センチの穴が開けられたという。
NASAは声明で「昨年8月に探査機が火星に着陸して以降、最も重大な任務を達成した」としている。