「地域の子どもやお年寄りの安全に協力したい」

散歩で見守り活動「愛犬パトロール隊」に感謝状　
地域の刑法犯30％減…防犯力向上に貢献
2020年7月12日 20:27

　　　　　　

地域の子どもや高齢者を見守る愛犬パトロール隊 （京都府向日市上植野町・向日町署）

　地域の防犯力向上に貢献しているとして、京都府警向日町署はこのほど、愛犬との散歩を兼ねて見守り活動を行う「愛犬パトロール隊　ドッグアイズ」に感謝状を贈った。

　愛犬パトロール隊は、同暑が犬の散歩中に地域の子どもや高齢者の見守りを目的に呼び掛け、２０１６年１２月に発足した。現在、５９人が登録している。
　この日の贈呈式では、隊員の住民４人とその愛犬５匹、向日町署員らが出席。高田弘道署長は「パトロールで地域の防犯意識が高まり、発足年から昨年までに刑法犯の認知件数を３０％減少できた」と感謝を述べた。乙訓防犯協会からは散歩に便利な小物入れが贈られた。
　隊長で、愛犬のベッキー、デイジーとパトロールする湯川郁代さん（６１）＝向日市上植野町＝は「地域の子どもやお年寄りの安全に協力したい」と話していた。