郊外から都心へと走る朝の通勤列車というものは 決まった時間 決まった場所で乗ることが多い
従って 自ずと同じ顔ぶれになるものだ
二人連れの かなりふくよかな女性達がいる
超軽量級の私は 隣に立つことがはばかれるほどだ
この二人 最初は姉妹かと思ったが どうやら友達らしいことがわかった
類は友を・・・なのだろうか
二人とも もう少しやせたら凄く可愛いのにと いらぬお節介を心の中でしている
30代と思しき若いカップルがいる
新婚なのか といってももう一年以上になるが 必ず抱き合っている
混んだ車内で一つの塊を作られると ちょっと迷惑と思いつつ
独り者の僻みと思われたくはないので黙認
なるべく彼らの傍にはいかないようにしている
元気な女子中学生とその先輩の高校生という二人
中高一貫の学校なのだろうか
今はバレンタインのチョコの話しでもちきり
会話が若い
ついつい聞いてしまう
私が密かにえがちゃんと名付けて居る人
お笑いの江頭なんとかに風貌がそっくり
そこそこトシのいったショートカットの大柄の女性は
ドアの近くに陣取って 決して奥につめようとはしない
あなた 凄く見苦しいですよ
人は見ないようで けっこう見ているもの
さて 私はどう見られているのだろうか
タフでクールな天使と見ている方がいたら・・・
貴方 お目が高いですぞ それとも お目がお悪いか そのどちらかでしょう