立派なお骨

昨日すべて無事終了

もともと小柄だったうえにすっかり痩せてしまった母

しかも骨粗しょう症で薬を飲んでいた母

なんとお骨になってビックリ

女性としてはしっかりした骨だそうで

女性用の骨壷では入りきらなかったと

そういえば長時間に及ぶ手術の後でも

ベッドから起き上がる時　人の手を借りるのを嫌がって

必死に自らの力で身体を支えていた

トイレに行けなくなっても　オムツはあてさせなかった

どうしても立つのだといって　きかなかった

頑張りやで　自分の事は自分でやらないと気が済まない母だった

昭和一桁生まれ

厳しい時代を潜り抜け　精一杯人生を生きた

真っ直ぐで　素直で　優しかった母

私はあなたを選んで生まれてきたのだと

今　はっきり感じています

それだけ立派な骨格なら　冥土の旅もなんのそのだろうけれど

お父さんも言ったでしょう　ゆっくりゆっくり行けよって

お花畑でひっくり返ったり

小川に足を入れたりして

のんびりね

でもね　お母さんは　方向音痴なんだから・・・

道は間違えないようにね