どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

熱く向けた視線の先は・・

2005年03月21日 | 日記
人は見たいものを見る

心が自然に選択している

だから関心の無いものは 目に映っていても見えてはない

虫屋は 普通の人が気の付かない小さな虫でさえ見つけ出してしまう

酒飲みで食いしん坊の私は 知らない街を歩く時 美味しく飲めそうな店に目がとまる

再び来ようとしても場所を覚えているかどうかも知れぬのに

そして今年母を亡くしてからは 同じ年頃の女性に

決して捜している訳でもなく 常に気に留めているということも無く

むしろ日常の瑣末な事に追われていることの方が多いのに

それでも同じ年恰好の女性を見かけると 心が疼く

車好きな人は車に

女好きの人は女に

幼子を失った人は幼子に

そして母を亡くした子は誰かの母に

心の求めるものに視線は熱く向けられる

人でも物でも自然でも芸術でも グッとくるような極上のものに

意識もせずに 自動的に 反射的に 見逃すことなく

それには頭も心も もっと磨かにゃ~ならんようですが
コメント
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