どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

自殺

2005年06月04日 | 日記
日本では 一日に百人近い人が自殺しているのだそうだ

自殺する人には 生きていく人と同じく理由があり 言い訳があり 決意があるだろう

どんな非難もできるし 立派なお説教も言えるが 当人にはそれが意味の無い事と思える限り 救いは無い

実際 死ねば楽になるのは確かだ

そう考えると 睡眠は死の疑似体験といえるかもしれない

私が自殺を悪と考える場合 それが当人だけの問題ではなく 当人を愛している人々をも殺してしまうからだ

気にかけてくれる人や愛してくれる人が 本当に一人も居なかったら 

あるいは そういう人々がその自殺を認めるだけの理由があるのなら

私は それもまた選択の一つかと思う

人にはどんな自由も認める

だが責任の重さも忘れてはならない

そのせめぎ合いの中で より良く生き またより良く死にたいと人は模索する

尊厳死や自爆テロまで広げての自殺が 善か悪かは知ったこっちゃない

それもまた自分の人生

ただ生き物っていうのは 元来生きていくようにできているはず

寿命が短く 命を守り繋いでいくことが重要だった原始時代に自殺はあったろうか

そう考えると なぜか寂しくなる
コメント
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