節分も立春も通り過ぎ 夜明けが早くなるのも実感できるまでになってきた
春は名のみとあってまだまだ寒いが それでも日の高さのせいか 春の到来がそう遠くはないことを感じさせる瞬間に時々出会うようになった
各地で梅まつりなるものも始まったようだし 桃の節句ももうすぐだ
こういうお知らせは大歓迎である
少し前 我が家の電話が鳴った
保険会社のセールスだった
セールスの電話はほぼ全員が開口一番 「奥さんですか?」と訊いてくる
非常に答えに困る質問であり また相手は私が何者かも知らずに電話をかけてきている証拠でもある
ガス会社や電力会社などであれば 私が戸主であることは承知しているし フルネームで尋ねる
「いいえ」と答えた
「では お嬢様・・・・?」
これもまた返事に詰まる
まぁ・・・お坊ちゃまでないことは確かだが 仮に私が男性であったならなんと質問するのだろうか
半分はセールス電話に対する私の嫌悪感から生まれる軽い意地悪でもあるのだが あまりにめんどくさいので私が戸主であって一人であることを教えてあげた
すると 保険に関するとても良い商品があるので是非見ていただきたい と言う
今のところ検討するつもりは無いので結構ですと断ると そないな冷たいことおっしゃらんと まぁ とにかく送りますから と 文章は明らかに私の創作ではあるが まぁ おおむねそんな風だった
そうなさりたいのであれば見るつもりはありませんけれど 送るのは構いませんからどうぞ と言うと 下のお名前を教えて下さいという
はぁ~? どんなところから情報を得たのかは知らないが 相手は苗字だけしか知らずに(両親の情報からだろうか)かけてきたというわけだ
教える必要があるのならばもう送って下さらなくてもけっこうですので ともう一度断ると では苗字だけで送ると言って電話は終わった
数日後 郵便物の中に透明な袋に入った書類があり 「このたびは資料をご請求いただきましてありがとうございます」といった印刷文面がみてとれた時 私はブツっと切れた
誰が請求などした?
「このたびはご迷惑も顧みずに資料を郵送いたしまして、まことに申し訳ございません。つきましてはお手数をおかけいたしますが、どうかご開封の上、資料をご覧いただきますようお願い申し上げます。」
こうあるべきではないのか?
私は当然請求した覚えは無いし 断っているし 見るつもりも無いことも告げている
それでも相手が送るというのであれば それを止めることもないと思ったまでのこと
そして昨日 再び届いたかどうかの確認の電話があった
そんなものの確認なんぞ セールスの延長であるからこそしてくるわけだ
届いたことを知らせると 中を見てくれたかと言うので 拝見していないしそのつもりもないこと再度告げた
電話セールスも仕事であるし これで良い情報を得た 助かったという人だって居ないわけでは無いだろう
ただし 断られたら気持ちよく電話を切って欲しい
では また何か御縁がありましたらその時は宜しくお願い致しますとかなんとか・・・
今回のように誰にでも同じ文面の印刷物を入れて資料を送るような手抜きの保険会社が 何かあった時に気持ちよく対処してくれるとはとうてい思えない
もしもそんな会社では無いとしたら 電話セールスの教育をし直す必要がある
特に私のような依怙地な人間に電話をする時には 何が誠意であるか どうしたら誠意を示すことができるのかを学ぶことだ
大歓迎のお知らせもあり 不愉快なお知らせもありの晩冬往く(粗忽)
春は名のみとあってまだまだ寒いが それでも日の高さのせいか 春の到来がそう遠くはないことを感じさせる瞬間に時々出会うようになった
各地で梅まつりなるものも始まったようだし 桃の節句ももうすぐだ
こういうお知らせは大歓迎である
少し前 我が家の電話が鳴った
保険会社のセールスだった
セールスの電話はほぼ全員が開口一番 「奥さんですか?」と訊いてくる
非常に答えに困る質問であり また相手は私が何者かも知らずに電話をかけてきている証拠でもある
ガス会社や電力会社などであれば 私が戸主であることは承知しているし フルネームで尋ねる
「いいえ」と答えた
「では お嬢様・・・・?」
これもまた返事に詰まる
まぁ・・・お坊ちゃまでないことは確かだが 仮に私が男性であったならなんと質問するのだろうか
半分はセールス電話に対する私の嫌悪感から生まれる軽い意地悪でもあるのだが あまりにめんどくさいので私が戸主であって一人であることを教えてあげた
すると 保険に関するとても良い商品があるので是非見ていただきたい と言う
今のところ検討するつもりは無いので結構ですと断ると そないな冷たいことおっしゃらんと まぁ とにかく送りますから と 文章は明らかに私の創作ではあるが まぁ おおむねそんな風だった
そうなさりたいのであれば見るつもりはありませんけれど 送るのは構いませんからどうぞ と言うと 下のお名前を教えて下さいという
はぁ~? どんなところから情報を得たのかは知らないが 相手は苗字だけしか知らずに(両親の情報からだろうか)かけてきたというわけだ
教える必要があるのならばもう送って下さらなくてもけっこうですので ともう一度断ると では苗字だけで送ると言って電話は終わった
数日後 郵便物の中に透明な袋に入った書類があり 「このたびは資料をご請求いただきましてありがとうございます」といった印刷文面がみてとれた時 私はブツっと切れた
誰が請求などした?
「このたびはご迷惑も顧みずに資料を郵送いたしまして、まことに申し訳ございません。つきましてはお手数をおかけいたしますが、どうかご開封の上、資料をご覧いただきますようお願い申し上げます。」
こうあるべきではないのか?
私は当然請求した覚えは無いし 断っているし 見るつもりも無いことも告げている
それでも相手が送るというのであれば それを止めることもないと思ったまでのこと
そして昨日 再び届いたかどうかの確認の電話があった
そんなものの確認なんぞ セールスの延長であるからこそしてくるわけだ
届いたことを知らせると 中を見てくれたかと言うので 拝見していないしそのつもりもないこと再度告げた
電話セールスも仕事であるし これで良い情報を得た 助かったという人だって居ないわけでは無いだろう
ただし 断られたら気持ちよく電話を切って欲しい
では また何か御縁がありましたらその時は宜しくお願い致しますとかなんとか・・・
今回のように誰にでも同じ文面の印刷物を入れて資料を送るような手抜きの保険会社が 何かあった時に気持ちよく対処してくれるとはとうてい思えない
もしもそんな会社では無いとしたら 電話セールスの教育をし直す必要がある
特に私のような依怙地な人間に電話をする時には 何が誠意であるか どうしたら誠意を示すことができるのかを学ぶことだ
大歓迎のお知らせもあり 不愉快なお知らせもありの晩冬往く(粗忽)