照明のおめざめ点灯を目覚ましにしているが 目が覚めた時が起きる時というのんきな生活のおかげで 目覚ましを頼ることはないのだが 今日は寝坊は許されないので 昨夜 久しぶりに電話のモーニングコールを4時にして寝た
起床してまずビールを冷凍庫に入れてから お風呂掃除とお風呂
朝食は 災害用の鯛粥(もうすぐ賞味期限が切れるので)と卵を落とした味噌汁と簡単にし 水筒に冷たい水を入れたら準備OK
先日買ったトートバッグも 持ち手が短いので持ちやすく 足取りも軽くなる
ホームに着いたら 調べておいたダイヤと違うものが電光表示板に出ているではないの
ああ・・・粗忽者の私だから 見間違ったのか
ところが上りの電車がホームに停車したままなかなか発車しないと思ったら まもなくアナウンスがあり 他の列車が点検をしているので遅延になるというではないか
それでなのか
せっかちの私は もう他のルートを考え始めた
結局 15分ほどロスタイム
次はバス
始発なので 座れなかったことはまずない
二人掛けの席の真ん中あたりに一人で座っている若い男性がいるが どういうつもりなのだろう・・・
ところが その子が降りたと思ったら その席に座った若い女性が やっぱり真ん中に!
すみませんと言われれば詰めるけれども それまではいいだろうという考えなのか
できれば隣に人が来てほしくないと思っているのか
今は こんなのが流行りなのか?
さらに少しして 立っていた女性が私の隣の席に座った
そして バッグからのど飴の袋を出して 一個口に入れた
手でつまんで 個包装じゃない飴を・・・
びっくりした
だって さっきまで手すりをつかんでいたその手で 消毒もせずにいきなりだもん
つり革でさえつかまりたくない エレベーターのボタンを指で押したくない そんなことまで言われてきたじゃない
衛生面ではさほど神経質ではない私でも 家に帰ったらまず何に触れるよりも先に手を洗う
それも 手首の上の方まで ハッピーバースデーを二度歌い終わるまで洗っているのに
人って 本当に尺度がまちまちなんだなあ
着いた多摩駅の様子が変わっていた
去年の秋に工事をしていたのでもしかしたらとは思っていたが そのおかげでいつもの中村屋の月餅を売っているお店が少し遠くなってしまった
そこからいつもの道を行けば良かったのだが 改札に近い道を行こうと思ったのが悪かった
道に迷った!
何しろ行き止まりが多い場所で 向こうにあるはずの車道になかなか出ることができないのだ
まあ 方角はわかるので結果遠回りをして これもいつもの店で花を買う
冬を超えてやっと暖かくなったばかりなので さして草も無く あの暴れん坊将軍も枝の一本も伸びてはいない
それでも草取りと剪定 その始末などで2時間以上かかった
秋の時は荒れ放題になっていたお隣さんも お彼岸には来られたようで さっぱりとしていて安心
青い空の下 新緑に囲まれ ひとり乾杯をする
帰りの電車は 少し空いているように感じたが どうなのだろう
来週出される緊急事態宣言がどのようなものになるのかわからないが その前に行くことができて ほっとした
いずれ墓じまいをしなくてはならない
それがおそらく私に残された最後の義務
いつかはしなくてはという思いと いざそうした時の喪失感を思うと 今はまだ踏み切れずにいる
おそらく 私の体力や気力がその時を教えてくれるのだろうと思っている