新人君の噺

今春二人の新人入社

一人は大卒一年の坊や　もう一人は社会人歴十数年の三十代

坊やはやる気満々なのだが　頭でっかちなのか融通が利かない

屁理屈が多く　応用と言うものを知らない

一方　それなりに仕事をこなしてきた方は　人当たりも良く今までの経験が充分に活かされている

それで坊やへの風当たりが強くなる

これは性格なのか　それとも年代のせいなのか　経験なのか

人はどうしても素直な方に愛着を覚えるようで…

それに空気を読めないのは最悪

これは教えようも無い

いちいち　ファストフード店のようにマニュアルを作るわけにはいかない

坊やにはそれが必要のようだけど

マニュアルどおりの世界なんて虚しいよ～

すべて臨機応変！これは教えられるものじゃないし…

人生 謎だらけ

幸福とは何だろう

今　幸せかと訊かれたら　間違いなく幸せだと言える

愛する人がいて　愛してくれる人がいて　信頼できる友がいて

働く場所があり　それなりに求められ　食べていくのに困りはしない

健康で　美味しいお酒も飲めるし　自由に散歩もできる

とりあえず日本は平和だし（平和ボケかも…）天災も運良く逃れている

この状況は確かに幸せな事と　感謝している

人と比較することは止めた　それは無意味だと悟ったから

それでも己の心の底を覗くと　まだ何か不満の種火が燻っている

足ると言う事を知るべきなのか　まだ何かを求めるべきなのか

それが判断できない

見方一つで世界は変る　それは実感した

それでもこの幸せが　本当に自分の求める姿なのか…それとも

単に安楽な幸せを求めているだけなのか　それが判らない

人生　謎だらけ　これが面白い　これは正直な気持ち　

断章 （fragment)

判っていると言いつつ行動しないのは　判ってないのと同じ

時間

時間とは不思議だ

川の流れのように　過去から現在　そして未来へとただ流れていくわけではない

『死に至る病』＝絶望

これを知った時　まさに出口の無い悲しみと言うものを悟った気がした

しかし過去は現在の中にあり　未来によって過去の色合いも変る

過去や現在の自分が絶望の中にあっても　明日にはそれが輝ける時間に変わっているかもしれないのだ

それは　時が全てを解決するといった他力本願だけではない

過去は未来に渡って存在するし　現在は常に両者の掛け合いの中に存在するから

相変わらず酔った頭で考えた事　

今はいい気分でも　明日になれば昨日は飲み過ぎだったと反省の色合いが濃くなるのかもしれない

酔っ払いの戯言

この世界って何だろうか　未だに戸惑いが消えない

多くの人は自分のページを持つと判って始めたのだろうけど　私には偶然の産物だった

それは僅かの人は知っているが　ここには書かない　

バカバカしくて書けないのだけれど…

始まった直後は戸惑いがあり　やがて面白くなり　また立ち止まっている

人のプロフや日記を読む

普通の人々（ordinary people) の声に触れる事がある

悩んだり苦しんだり　悲しんだり喜んだり　絶望したり　それでも頑張る人々

その声に勇気を貰い　また勇気を与え　互いに生きている事の素晴らしさを認め合う

多くの人は平凡な一生を送る

けれども　その人個人にとっては平凡なんてことは無い

それぞれの生活の中で　精一杯自分を創造している

そして社会とは　そんな名も無き普通の人々で出来上がっているのだと思う

自分を知って欲しいという欲望は良く判る

けれども自分の欲望だけを主張する人間は　誰の尊敬を受けるだろうか　誰に愛されるだろうか

酔っ払いの戯言

ま　そんな事思った次第　

どうせ誰も読みはしない