体調もイマイチで、講演会の残務整理に追われたが、上野さんに借りた『不登校、選んだわけじゃないんだぜ!』(貴戸理恵・常野雄次郎著/理論社/2005)を読んだ。
わたしの身近に、かつて不登校だったひとがいる。
「この本おもしろいよ」と言ったら、「いいよ、理由はひとそれぞれ。そのときはそうするしかなかった。しょせん結果論でしょ」とさめている。
何も選ぶことができなかったわたしの子ども時代。当事者と家族のキョリは遠い。わたしは、あなたを、理解できない。
印象に残った、フレーズ。
「不登校は語り尽くされたんだろうか? そうではない、とわたしは思っている。これまで不登校を語ってきた人びとは、実際に不登校を経験した本人でない人びとがほとんどだった。そこでは、不登校者本人が見、聞き、生きた不登校はまったくもれ落ちてしまっていたんじゃないだろうか。」
「だってこれだけははっきりしているけれど、わたしは学校へ行かないことを自ら『選んだ』わけじゃない。」
「ここで語られる『知』をほんとうに欲している人は、決して一生ここに来ることのない人たちなんだ、とあらためて思った。」
著者の貴戸理恵さんは、いま、上野ゼミで学んでいる。
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「この本おもしろいよ」と言ったら、「いいよ、理由はひとそれぞれ。そのときはそうするしかなかった。しょせん結果論でしょ」とさめている。
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「だってこれだけははっきりしているけれど、わたしは学校へ行かないことを自ら『選んだ』わけじゃない。」
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