みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

代表質問始まる 野党の追及が物足りぬ/説得力競いあう論戦に/自民も不満をのぞかせた/真っ赤な完熟ピーマンパスタ。

2017-11-21 21:17:17 | 花/美しいもの
畑で枝についたまま完熟したピーマンを、
根っこごとひきぬいてきて、通路で干しています。。

完熟して赤くなると甘みが増して、
栄養価も高くなるので、よい保存方法を考え中。



とりあえず、少し取ってきて、お昼ごはんに、
完熟ピーマンでパスタをつくりましょう。

ニンニク、タマネギ、完熟ピーマンを炒めて、
サラミとエビも加えます。

トマト缶を一缶入れてソースをつくり、
底にゆでたパスタを入れて、手早く混ぜます。

チーズを振って、
はい。完熟ピーマンバスタの出来上がりです。

ショウガは三日目。
晴れたので車の上で天日干し。

夕方にはカラカラになりました。

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ところで、
衆院選を経て初めての国会。
安倍首相の所信表明演説は聴くに絶えないお粗末な内容だったのですが、
代表質問の答弁も、口先だけで誠実さも感じられず中身もなし。

立憲民主党の枝野さんの質問を聞いて、途中でテレビを消してしまいました。

代表質問野ことを取り上げた新聞3紙の社説です。

  社説:代表質問始まる 野党の追及が物足りぬ  
2017年11月21日 中日新聞

 安倍晋三首相の所信表明演説に対する各党代表質問が始まった。新たに結成された立憲民主党と希望の党にとっては初めての登壇だったが、森友・加計両学園の問題は追及不足ではなかったか。

 まず登壇したのは、十月の衆院選で野党第一党になった立憲民主党の枝野幸男代表。続いて自民党の岸田文雄政調会長、希望の党の玉木雄一郎代表が質問に立った。

 衆院選直前に結党された立憲民主と希望の代表はまず自らの党がどんな社会を目指すのかを説明し、首相に質問した。

 自らの立ち位置を明確にした上で、内閣の方針をただすのは当然ではある。しかし「批判ばかり」という指摘を恐れてか、政権の問題点を鋭く突くというよりは、提案型の質問になった感がある。

 特に気になったのは、学校法人「森友」「加計」両学園をめぐる問題への言及である。

 両学園の問題について、枝野氏は「まっとうな民主主義のためには適切な文書管理と徹底した情報公開が不可欠だ」と指摘し、玉木氏も「これらの問題について国民がいまだに疑問を持っている最大の原因は、情報公開が恣意(しい)的に行われているからだ」と追及した。

 これらがいまだ解明に至っていないのは、政府が適切な文書管理と情報公開を怠ってきたことも大きな要因ではある。両党の指摘通り、文書管理と情報公開のあるべき姿を探るのは当然だ。

 しかし、この問題の本質は、公平・公正であるべき行政判断が、首相の意向や官僚の忖度(そんたく)で歪(ゆが)められたか否かにほかならない。

 報道各社の世論調査では、学校法人「加計学園」による獣医学部新設の認可に反対する人や納得していない人は、賛成する人や納得している人よりも依然、多い。

 国民が感じることや素朴な疑問を、国民の代表として政府にただすのは国会議員の役割だ。特に野党にとっては、政権の選択肢を示すと同時に、権力監視が重要な使命であることをいま一度、肝に銘じ、国会審議に臨むべきである。

 岸田氏はこの問題について「国民に疑問の声がある以上、誠意を持って丁寧に説明することが重要だ」とただし、首相は「丁寧な説明を積み重ねてきた。今後もその考え方に変わりない」と応じた。

 首相がその言葉を違(たが)えることなく、謙虚な姿勢で、丁寧な説明に努めるのか否か。きょう以降の代表質問や委員会審議などでの答弁や対応を見つつ、判断したい。


 社説:代表質問 説得力競いあう論戦に
2017年11月21日 朝日新聞 

 衆院で代表質問が行われ、特別国会の論戦が本格化した。

 「多様性を認め合い、困ったときに寄り添い、お互い様に支え合う社会」

 野党第1党の立憲民主党の枝野幸男代表は、めざす社会像を描くことに時間を割いた。

 巨大与党に「多弱野党」が挑む国会だ。行政府を監視し、政治に緊張感を生む。立法府の使命を果たすために、民意をつかむ主張ができるか、野党各党の説得力が問われる。

 希望の党の玉木雄一郎代表は「寛容な改革保守」を掲げた。

 「私たちは憲法論議を正しくリードしていく」とも語った。安倍政権と厳しく対峙(たいじ)する立憲民主党に比べ、政権との距離の近さを印象づけた。

 一方で、枝野、玉木両氏の主張は、同じ民進党出身だけに共通点も目についた。

 ともに「原発ゼロ」を掲げ、来年の通常国会に関連法案を提出するとした。憲法改正でも立憲主義を重視し、内閣の衆院解散権の制限には前向きな一方、首相がめざす自衛隊の9条明記は批判する。

 性急な野党再編は現実的でないにしても、野党がばらばらなままでは十分な力は発揮できない。立法作業など可能な部分でできるだけ協力すべきだ。

 安倍首相の答弁は、所信表明演説で野党に呼びかけた「建設的な議論」とは程遠かった。

 衆院選でみずから「国難」と強調してきた北朝鮮情勢や少子化問題について、具体的に問われても、紋切り型の政府方針を繰り返すばかり。野党を挑発する物言いは影を潜めたものの、議論を深めようという姿勢は見られなかった。

 日米首脳会談で「日米が百%ともにある」とまで明言したのは、軍事行動も含め行動をともにするのか――。玉木氏にそうただされた首相は直接答えなかった。

 野党の質問時間を減らそうとする自民党の動きを枝野、玉木両氏に批判されても「国会が決めること」とかわした。

 森友・加計学園の問題では自民党の岸田文雄政調会長が「国民に疑問の声がある以上、誠意をもって丁寧な説明を」と促したが、首相は「国会や衆院選の討論会で丁寧に説明した。今後もその考え方に変わりはない」などと語るにとどめた。

 代表質問はあすまで続き、来週は予算委員会が予定されている。一問一答式の予算委はより議論を深めやすい。

 民意に届く説得力ある主張をするのはどの党か、それとも政府か。骨太の論戦に期待する。


 社説:首相演説への代表質問 自民も不満をのぞかせた  
2017年11月21日 毎日新聞

 2人の野党新代表以上に注目すべきは、自民党の岸田文雄政調会長の質問だったのではないか。

 安倍晋三首相の所信表明演説に対する各党の代表質問がきのう始まり、先の衆院選直前に結党した立憲民主党の枝野幸男、希望の党の玉木雄一郎両代表と、「ポスト安倍」をうかがう岸田氏が登壇した。

 代表デビュー戦となる枝野、玉木両氏の質問は、それぞれの党が何を目指すのかをアピールするのに多くの時間が費やされた。

 久しぶりの衆院本会議での論戦であり、憲法改正、北朝鮮問題、先の日米首脳会談、教育無償化--など多岐にわたる質問項目を網羅せざるを得なかった事情もあるだろう。

 だが、散漫になった印象は拭えない。特に不十分だったのは森友学園や加計学園の問題だ。両氏とも公文書管理や情報公開の必要性には言及したが、行政の手続きがゆがめられたのではないかという核心にはほとんど触れなかったからだ。

 「疑惑追及ばかりをしているのではない」と言いたいのかもしれないが、これでは追及を断念したのではないかと思われても仕方がない。

 逆に首相を諭すように「国民の間に疑問の声がある以上は引き続き誠意を持って丁寧に説明していくことが重要」と指摘したのが岸田氏だ。最近の「安倍1強」体制の中では異例の質問だったと言っていい。

 岸田氏は、衆院選は「政策、公約がないがしろにされた」とも明言。野党の混乱を批判するのが主眼だったとはいえ、突然の衆院解散で準備不足のまま公約作りを迫られたことに不満をのぞかせた。

 加えて「野党や国民に上から目線で臨むようでは、国民の信を失う」などと述べたのは、とかくおごりが目立つ安倍首相への批判と受け取れる発言だった。

 「ポスト安倍」候補の岸田氏には安倍首相との違いを示す狙いもあろう。だが全てが首相官邸主導で進むことに自民党の不満がたまっている表れであるのは間違いなさそうだ。

 対する首相の答弁は野党に対してはもちろん、岸田氏の質問にも素っ気なかった。こうした姿勢が続けば自民党内の批判が強まる可能性もある。首相はまさにそれを謙虚に受け止めるべきだろう。


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