金井高志さんの「民法で見る知的財産法」を読みました。
知的財産法は民法の特別法なので、当然のことながら民法の基礎的理解が必要となりますが、弁理士受験勉強では民法を詳しく勉強する機会が少ないので、民法の理解が浅いのが現実ですね。
私は、大学と大学院で民法を勉強しましたが、知的財産法との関係に特化して勉強した経験はありません。
大学院の修士論文を作成しているときに、民法の教授や研究者から「知的財産法の研究者の中には民法の枠組みを十分理解せずに、独特な論理展開をする人がいるので困ったものだ」と嘆いていました。
それ以来、知的財産法と民法との関係については気になっていたのですが、適当な参考書がなく勉強する機会を逃していました。
先日、自宅近くの大学図書館でこの本を見つけて早速読んでみました。
民法の基礎的知識、知的財産法の基礎的知識を説明したあとで、民法と知的財産法との関係について、様々な観点からわかりやすく説明しています。
民法、知的財産法の基礎的知識がある方は、その部分を読み飛ばして両法の関係についての説明を読まれると良いと思います。
初学者だけでなく、弁理士にとっても知的財産法を深く理解するための最適な書です。
ご一読をお薦めします。
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知的財産法は民法の特別法なので、当然のことながら民法の基礎的理解が必要となりますが、弁理士受験勉強では民法を詳しく勉強する機会が少ないので、民法の理解が浅いのが現実ですね。
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大学院の修士論文を作成しているときに、民法の教授や研究者から「知的財産法の研究者の中には民法の枠組みを十分理解せずに、独特な論理展開をする人がいるので困ったものだ」と嘆いていました。
それ以来、知的財産法と民法との関係については気になっていたのですが、適当な参考書がなく勉強する機会を逃していました。
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民法の基礎的知識、知的財産法の基礎的知識を説明したあとで、民法と知的財産法との関係について、様々な観点からわかりやすく説明しています。
民法、知的財産法の基礎的知識がある方は、その部分を読み飛ばして両法の関係についての説明を読まれると良いと思います。
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