熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

ノーベル物理学賞

2013-10-09 23:15:05 | Weblog
スウェーデン王立科学アカデミーは8日、今年のノーベル物理学賞を、ブリュッセル自由大名誉教授のフランソワ・アングレール氏(80)と英エディンバラ大名誉教授のピーター・ヒッグス氏(84)の2人に贈ると発表しました。

両氏は万物に質量を与える「ヒッグス粒子」の存在を理論的に予想したことで有名です。

現代物理学では、ビッグバンで宇宙が生まれた瞬間、素粒子は質量を持たず、光の速度で飛び回っていたと考えられています。

直後に素粒子が質量を得て動きが鈍り、物質に満ちた今の宇宙となりました(宇宙の晴れ上がり)。

アングレール氏はその仕組みを最初に提唱し、ヒッグス氏はその仕組みの主役「ヒッグス粒子」の存在を予想しました。

2人は1964年、別々に論文を発表しています。

予想に基づき、欧州合同原子核研究機関(CERN)の大型加速器LHCで実験が続けられ、今年3月、「ヒッグス粒子の発見はほぼ確実になった」と発表しました。

実に予想から50年後に確認されたわけです。

これで、基本粒子がすべて出そろい、物理学の標準理論が完成したと言われています。

宇宙の成り立ちを含む多くの謎を解く鍵が与えられたことになるので、宇宙物理学の今後の発展が楽しみです。






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これが真相か・・・

2013-10-09 08:27:22 | Weblog
東日本大震災発生直後の日本最大の危機の時に、当時の民主党菅首相から震災復興・原発事故対応として入閣、協力要請された谷垣総裁が断った理由が理解できなかったのですが、今朝の朝日新聞の記事に、谷垣氏が内輪の研修会で真相を話していたことが書かれていました。

その記事によると、「谷垣禎一法相は8日、東日本大震災発生後、菅直人首相(当時)の入閣要請を断った経緯について、「(2人が)お互いにもう少しわかっていれば、別の展開もあったかなという気がする」と述べた。宇都宮市で開かれた谷垣グループの研修会で講演した。
 震災が発生した2011年3月11日、自民党総裁だった谷垣氏は「連立を申し込まれたら受けざるを得ない」と考えたという。しかし、同19日に菅氏から副総理としての入閣を打診された際は拒否。「そこに至る心境の変化は申し上げる段階でない」としつつ、「与野党の党首が『あいつ、どういう男なんだ』と思っているようではお互いの努力不足だ」とも発言。個人的な信頼関係があれば、連立もあり得たとの見方を示した。」だそうです。

これが断った理由ですか、唖然として言葉が出ません。

あの未曾有の東日本大震災直後で、震災復興、原発事故対応と、日本人全員が力を合わせて立ち向かわなければいけない時に、個人的な信頼関係がないから協力できないというのは、小学生ではあるまいし、プロの政治家として失格です。

平時の時ならいざ知らず、敗戦直後と同じような危機的状況の時に、個人的な信頼関係がないから協力できないなんて、考えられません。

震災復興、原発事故対応への自信がないので断ったのが真実なのではないでしょうか。

私は、このような経緯があるから自民党を信用することはできませんね。

国民を戦線に送り出して、後方から指示している姿が目に浮かぶようで、何ともやりきれない気持ちになります。









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