早稲田大学研究会(RCLIP)に参加してきました。
JASRAC連続公開講座の1回目で、第1部は、「ヨーロッパにおける補償金制度の動向」です。
背景として、私的録音録画補償金が、年々減少傾向にあることが挙げられます。
私的録音録画補償金は、最も多い時期の10%程度になっています。
そこで、「クリエイターへの適切な対価還元に向けた制度整備」が検討されています。
本当に、「クリエイターへの適切な対価還元に向けた制度整備」であるならば、誰も反対はしないでしょうが、この種の制度整備は、ともすると「管理団体への適切な対価還元に向けた制度整備」「天下り団体確保への適切な対価還元に向けた制度整備」が実態であることが多いので、一概に賛成できないと考えてしまいます。
第2部は、「工業製品に関する意匠保護と著作権保護の相互作用について」という昔から議論されていた論点です。
このテーマでの講義にしては、法律論的な話は少なく、AIPPIの活動報告が多かったですね。
昔からある論点なのですが、最近は議論が下火なのでしょうか。
私の個人的な感想ですが、第1部の上野先生のイントロダクションが分かりやすくて良かったですね。
第2回目以降が楽しみです。
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JASRAC連続公開講座の1回目で、第1部は、「ヨーロッパにおける補償金制度の動向」です。
背景として、私的録音録画補償金が、年々減少傾向にあることが挙げられます。
私的録音録画補償金は、最も多い時期の10%程度になっています。
そこで、「クリエイターへの適切な対価還元に向けた制度整備」が検討されています。
本当に、「クリエイターへの適切な対価還元に向けた制度整備」であるならば、誰も反対はしないでしょうが、この種の制度整備は、ともすると「管理団体への適切な対価還元に向けた制度整備」「天下り団体確保への適切な対価還元に向けた制度整備」が実態であることが多いので、一概に賛成できないと考えてしまいます。
第2部は、「工業製品に関する意匠保護と著作権保護の相互作用について」という昔から議論されていた論点です。
このテーマでの講義にしては、法律論的な話は少なく、AIPPIの活動報告が多かったですね。
昔からある論点なのですが、最近は議論が下火なのでしょうか。
私の個人的な感想ですが、第1部の上野先生のイントロダクションが分かりやすくて良かったですね。
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