熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

独裁者の演説?

2016-09-27 18:26:59 | Weblog
26日衆院本会議で行われた安倍首相の所信表明演説は異常でしたね。

演説中、自民党議員が一斉に立ち上がり、力の限り、拍手を送ってみせたのですが、金正恩の演説に対して、北朝鮮の幹部たちが一心不乱に拍手する姿とウリ二つでした。

野党も「北朝鮮みたいだ」、「異常だ。異様な光景だ」「二十数年国会にいるが、ああいう光景は初めて見た。気持ち悪い」と批判していました。

私も同じ感想を持ちました。

軍国主義の復活のようです。

スタンディングオベーションは、安倍首相が愛国心を煽るような演説をした後、起きています。

〈わが国の領土、領海、領空は、断固として守り抜く〉〈現場では、夜を徹して、海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が、任務に当たっている〉〈彼らに対し、いまこの場所から、心からの敬意を表そうではありませんか〉と、安倍首相が呼びかけた後、発生しているのです。

自衛隊や海上保安庁の現場で仕事をしている人達に対して敬意を払うのはいいと思うのですが、彼らを英雄視して称賛するような国会における拍手喝采は、どうみても戦前の光景を思い出させてしまいますね。

薄気味悪い。

政治学者の五十嵐仁氏は、「「独裁は歓呼と歓声の中から生まれます。安倍1強と指摘されてきたが、ついに一線を越えてしまったと思う。この先、安倍首相がスタンディングオベーションを促すたびに、自民党議員は応じざるを得なくなるでしょう。ひとりだけ立ち上がらないと白い目で見られてしまう。独裁体制は、こうして生まれます。しかも、ただでさえ社会がキナ臭くなっているのに、今回、自衛隊をたたえた後、起きている。非常に危険な構図です」と述べています。

自民党員が安倍首相に対して拍手喝采しているように見えてしまいます。

このような光景は、北朝鮮やナチスドイツのリーダーに対する称賛のようですね。

そういえば、最近の首相の顔はナチスドイツのリーダーの顔に似てきたように思えるのですが。

取り越し苦労でなければいいのですが。







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