熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

誰のために働いているのか

2018-05-11 09:21:51 | Weblog
柳瀬審議官の参考人招致を見ていましたが、あまりの厚顔無恥ぶりに呆れましたね。

これでは「やらせ審議官」ではないでしょうか。

公務員は国民のために働くのが使命といっても自分の利益ために働くことは当然です。

しかし、財務省の官僚にしても経済産業省の官僚にしても、あまりにも自分の利益のために行動する姿が見えて怒りに震えますね。

首相に対する忖度といっても、結局は自分の利益のためですから、「国民の敵」であることは間違いありません。

参考人招致や証人喚問を見ていて、この人達の家族は可哀そうだなと思いますね。

立派に答弁を乗り切ったなんて褒めるのは政治家や一部の官僚だけで、多くの国民は「嘘つき」な人間であるという印象を深めるだけで、家族は批判の目にさらされるだけです。

本当の可哀そう。

愛媛県知事も怒りに震えています。

10日の柳瀬氏の参考人招致を受け、愛媛県庁で報道陣の取材に応じた中村時広知事は、表情に憤りをにじませた。面会記録をまとめた県作成文書の「首相案件」発言を否定するなどした柳瀬氏の答弁を、「県の信頼を損ねるような発言も時折あった。職員の誇りや信頼関係を壊しかねない」と強い口調で批判しました。

中村知事は柳瀬氏の発言について「多忙で断片的にしか見ていない」と前置きしつつ、答弁内容について「強烈な言葉で言うなら、うそ」と述べ、「相手は総理秘書官。行った職員は必死になって一言一句もらさず報告したいという気持ちだ。県が文書を改ざんする余地はない」と強調していました。

具体的に事実と異なると感じた部分については、担当職員を集めて十一日朝までに事実関係や柳瀬氏の答弁を聞いた心境をまとめて報告するよう指示したということです。

内容を同日の記者会見で明らかにする予定ということなので楽しみですね。

「やらせ審議官」は、真実を語らないことに誠心誠意尽くす人のようです。

こんな人達が官僚のトップで日本は本当に大丈夫なのか、心配になりますね。






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