熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

国に頼るのは諦める

2020-08-27 21:56:22 | 感染
東京都医師会会長が強烈なコメントをしました。

日刊現代の記事です。

〈国は動く気配がありません。安倍首相の健康問題を取り上げ国会を開くことには、さらに消極的になったような気がします〉と書き出し、〈コロナ危機を考えると首相代行を立ててでも厚労大臣やコロナ担当大臣が協力すれば、法改正の議論はできるはずなので、是非、国会を開いてほしい〉と安倍首相抜きの臨時国会召集を要望。一方、インフルエンザ流行期に備えて〈現行法の中でできる対策を考え、都民のために頑張ることに重点をおこうと思います。国に頼ることは、もう諦めようと思います〉と、都医師会は独自路線を歩むとした。

私も同様の意見です。

政府のコロナ対策は、感染状況の段階の定義を示すという分析に終始しており、具体的な対応策は何も示されません。

国民に注意を促すだけで、その一方で経済への対策を実施するという、ブレーキとアクセルを同時に踏むという無茶苦茶な政策。

そもそもコロナ対策をどのように実施しようとしているのか、全く分かりません。

感染対策のロードマップを示してほしい。

例えば、有効なワクチンが開発されて国民が接種できるまでの間(2年程度)は、感染抑制と経済活動の両立をどのように行うのかを、PCR検査方法(クラスター対策に拘泥せずに地域や施設全体を検査対象とする)、感染者の隔離方法、経済活動のステップ等を具体的に立案して国民委説明することが大切です。

このような説明を聞いたことがありません。

感染の第一波の時に、専門家と言われる人達が感染抑制と経済活動の両立を図るときのイメージを図で示したことを覚えています。

確か、第一波が大きな波で次の第二波が中くらい波で次第に小さな波になって終息していく図だったような気がします。

その図のようであれば、いいかな~と思っていたのですが、現実は全く逆で第一波よりも第二波のほうが大きく、これでは秋、冬の第三波がものすごいことになりそうで恐ろしい。

専門家は誤った図を用いて国民を騙したことになります。

釈明してほしいですね。

私も東京都医師会会長と同じ意見で、政府や神奈川県知事の言うことは信用していません。

自己防衛しかないと思っています。

政府や自治体を信頼できない国民は不幸ですね。




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