熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

真面目に仕事しているの?

2020-09-19 09:23:16 | 感染
日経新聞の記事です。

政府のコロナ対策のいい加減さが分かりますね。

「新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性を知らせる接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の表示が正しく行われないトラブルが相次いでいる。厚生労働省は8月初旬に把握し、これまでに数千件の相談を受けたが、原因を特定できていない。COCOAは19日で導入から3カ月になる。政府が初期開発に約9500万円を投じ、加藤勝信厚労相(当時)が「多くの方に使ってほしい」とPRしたアプリの信頼性が揺らいでいる。 」

「不具合はiPhone(アイフォーン)で発生。画面に「COVID―19にさらされた可能性があります」と通知が出ても、アプリを開くと「陽性者との接触は確認されませんでした」と逆の内容が表示される。
 アプリが正常な場合、感染者と接触した可能性のある日や相談先が表示され、行政負担でPCR検査を受ける体制の整備も進む。だが不具合があれば、相談やPCR検査は遅れる。」

これでは信頼性が失われる。

「厚労省は8月、不具合が出た場合はメールで同省に問い合わせるようホームページ上に記載しただけで、積極的に公表していなかった。政府は今月17日の有識者会議で原因特定に向け、利用者からアプリの誤作動情報を集める仕組みを10月に導入すると決めたが、不具合の修正には少なくとも数カ月かかる見通し。
 東京都内の保健所では8月下旬からアプリを通じた検査依頼が急増。陽性率は約0・2%(都の平均は3・5%程度)で、「COCOAのシステム不具合が懸念される」(都内保健所)との声も出ている。」

以前の加藤厚労大臣のいい加減さと能力のなさには多くの人が幻滅していたので、このシステムの不具合も当然だなと思っていましたが、呆れてばかりではいられません。

無症状の感染者を把握する効果的なアプリなので、早急に不具合を改善して政府の信頼を取り戻してほしい。

田村大臣は、就任前にテレビに出演して、PCR検査の拡充を訴えていたので、期待しています。

これで国民の期待に応えられなければ、悲惨なことになるので、真剣に取り汲んでほしいですね。




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