熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

日本は変われるのか

2023-02-02 23:15:55 | 政治
約10年の任期を終えた英公共放送BBCの東京特派員が書いた「卒業論文」に賛否両論が相次いだそうです。

「日本は未来だった、しかし今では過去にとらわれている」。そんな見出しの記事に、SNSでは意見が飛び交い、数千、数万単位で拡散して、多くの関連発信が生まれた。

日本経済は強力で、欧米に恐れられていたものの、80年代以後は低迷していると指摘して、「変化に対する根強い抵抗と、過去へのかたくなな執着が、経済の前進を阻んできた。そして今や、人口の少子高齢化が進んでいる」と書いていました。

その上で、日本の官僚主義、社会の高齢男性中心主義と彼らの変化を嫌う傾向、自民党による長期支配と硬直化した政治、移民を排斥し家父長制を支持する保守派の動きにも言及し、取材などを通じて自らの目に映った、「外の世界に疑心暗鬼で変化を恐れる日本」を描写しています。

記事は、こう締めくくられています。
「日本は次第に、存在感のない存在へと色あせていくのだろうか。それとも日本は自分を作り直すのか。新たに繁栄するには、日本は変化を受け入れなくてはならない。私の頭はそう言っている。しかし、日本をこれほど特別な場所にしているものをこの国が失うのかと思うと、心は痛む」。

「日本の官僚主義、社会の高齢男性中心主義と彼らの変化を嫌う傾向、自民党による長期支配と硬直化した政治」は、鋭い指摘ですね。

高齢男性の私から見ても、これだけ長老に支配されている国も珍しいのではないでしょうか。

特に政治家、官僚、企業に顕著ですね。

高齢者は過去の栄光に執着して変化を恐れる傾向にあります。

高齢者はアドバイザーに徹して、若い世代にバトンタッチした方がいいですね。

未来は若い世代のためにあるので、彼らが決定権を持つべきです。

森喜朗氏や、麻生氏、二階氏、細田氏のような老害と呼ばれる人達は、自分の悪影響を自覚して表舞台からサッサと退かないといけません。

ただし、自分の子供や孫を後継者にする等という封建時代のようなことは止めないとね。

有権者も正しく考えましょう。


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