熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

この言葉を警察、検察が言わなければいけない

2024-09-26 21:43:51 | 裁判
1966年6月に静岡県清水市(現静岡市)で一家4人を殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われ死刑が確定した袴田巌さん(88)に対するやり直しの裁判(再審)で、静岡地裁の国井恒志裁判長は26日、無罪判決(求刑・死刑)を言い渡しました。

その上で、「(袴田さんの逮捕から再審無罪確定まで)ものすごく時間かかることに本当に申し訳なく思う」と謝罪しました。

国井裁判長は判決言い渡し後、袴田さんの姉秀子さん(91)に、検察官には無罪判決を不服として控訴する権利があることを説明して、「裁判所は自由の扉を開けた。しかし、この扉は閉まる可能性もある。健やかにお過ごしください」と語り掛けていました。

裁判官は謝罪の言葉を述べましたね。

感動しました。

警察と検察は謝罪しないのか。

控訴しないと思うが、控訴したら国民が警察、検察に強烈な不信の意思表示をしましょう。

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遅すぎたけど良かった

2024-09-26 14:44:48 | 裁判
1966年に静岡県で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(88)のやり直しの裁判(再審)で、静岡地裁(国井恒志裁判長)は26日、無罪判決を言い渡しました。

確定死刑囚の再審無罪は「島田事件」以来35年ぶりで、戦後5例目となるそうです。

検察側が控訴しなければ、事件から58年を経て袴田さんの無罪が確定します。
これまでの4例は検察が控訴せず確定しています。

国井裁判長は判決理由で「捜査機関による証拠の捏造がある」と認めました。

検察は控訴せずに無罪を確定することがせめてもの罪滅ぼしでしょう。

それにしても長すぎます。

法改正の必要がありますね。

この後は、国家賠償の議論になるのでしょうが、冤罪の原因となった証拠の捏造、取り調べの違法性などを明らかにしてほしいですね。

警察、検察、裁判所がグルになって冤罪を作ってしまったようです。

冤罪を作った責任者の名前を公表することも必要なのでは・・・

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