熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

首相になってはいけない人

2020-01-14 20:32:02 | 政治
朝日新聞の記事です。

「政治家の人生は、その成し得た結果を歴史という法廷において裁かれる」。2019年末に亡くなった中曽根康弘元首相の言葉だ(自著「自省録―歴史法廷の被告として」から)。この信念から、中曽根氏は自身の膨大な資料を保存し、国会図書館に寄贈した。翻って「桜を見る会」を巡る安倍晋三首相の姿勢はどうだろうか。国会などでの説明は十分とはいえず、さらに招待者の名簿については「廃棄した」と言い、バックアップデータの復元に手を尽くす気配もない。ジャーナリストの江川紹子さんは「文書を残すという発想がない人物は首相になってはいけない」と安倍首相を厳しく批判する。

江川紹子さんの言う通りです。

自分に都合の悪い文書は残さないというとんでもない首相です。

こんな人間は首相になってはいけないだけでなく、そもそも政治家になってもいけない。

安倍晋三という政治家の人生は、都合の悪い文書を廃棄させた政治家という歴史の法廷で裁かれるでしょう。

安倍首相に忖度した政治家、官僚も悪い政治家、悪い官僚の代表として後世に語り継がれるでしょうね。

この人達の人生は何だったのか。

気の毒になりますね。





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こういうやり方もあるな~

2020-01-13 20:44:21 | 海外ニュース
チェコの首都プラハ市のフジプ市長は12日付の独紙ウェルトへの寄稿で、台湾の台北市と姉妹都市協定を13日に結ぶと表明したそうです。

プラハは昨年10月、台湾問題をめぐり北京市との姉妹都市協定を解消しており、中国への反発を一段と鮮明にした形ですね。

市長は寄稿で、自身の就任前に結ばれた北京との協定には、プラハが「台湾とチベットの独立に反対する非常に政治的な条項」が盛り込まれていたと説明し、この条項のみを削除しようとしたが、北京側は受け入れず、解消を余儀なくされたと強調していました。

プラハ市長の判断は正しいですね。

中国は傲慢になっています。

このプラハ市長の対応は、参考になりますね。

中国が各国に経済的なエサをぶら下げて、台湾との国交を断絶するように迫っていますが、国とは別に市が台湾の市と姉妹都市関係を結んで交流を深めていけば、中国の悪だくみも効果をはっきできません。

我が国も台北や花蓮、高雄などと姉妹都市協定を結ぶ都市が出てくることを期待しましょう。

民主主義を守るために中国の反発を恐れずに台湾や香港を応援しましょう。




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民主主義の勝利

2020-01-12 20:22:13 | 海外ニュース
台湾総統選は11日投開票され、中国との統一を拒否する与党民進党の現職、蔡英文総統が史上最多の得票で、対中融和路線の野党国民党の韓国瑜氏らに圧勝し再選を果たしました。

抗議デモが続く香港情勢を追い風に、蔡氏は「一国二制度を拒否する」と訴え支持を集め、中国側に台湾の民意を突き付けましたね。

中国の誤算は香港への強硬な対応です。

「今日の香港は明日の台湾」のスローガンが強烈なインパクトを台湾国民に与えました。

香港の現状を見れば誰でも危機感を覚えますね。

今回の台湾での選挙結果を受けて、香港では「今日の台湾は明日の香港」というスローガンが叫ばれているそうです。

中国本土の選挙妨害に負けないで民主主義を選択した台湾に、明日の香港を重ねているのでしょうね。

頑張れ台湾、頑張れ香港!!




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最後の講義

2020-01-11 19:07:16 | テレビ番組
NHKBSで放送されている「最後の講義」を楽しみに見ています。

この「最後の講義」は、「人生最後だったら、何を語り残すのか?」。アメリカの有名大学で行われる「最後の講義」が日本に登場したものです。

各界の第一人者が講義を行いますが、その講義をの内容を分かりやすく映像で説明しているのが特徴ですね。

講義を聞いているだけでは分かりにくいことも、映像を使った分かりやすい説明がされるので理解が進みます。

世界的な物理学者、村山斉さんの講義は良かったですね。

日米の大学を拠点に最先端の宇宙研究をリードしている村山さんも若い頃は挫折だらけだったそうです。

アメリカへ飛び出した研究生活の原動力は子供時代の「科学は楽しい」だったそうです。

宇宙はどう始まったのか?

私たちはなぜ誕生したのか?

次々生まれる疑問「真理を知りたい」に応えてくれましたね。


「生物と無生物のあいだ」などベストセラー著書で知られる生物学者・福岡伸一さんの講義も良かったですね。

「生命とは?生物とは何か?」を問い続けて数十年の福岡さんは、「1年前の自分と今は別人。実は完全に入れ替わっている…」固定概念を揺さぶる目からウロコの刺激的なメッセージを連発します。

まさに「目から鱗が落ちる」でしたね。

いや~「宇宙」「生命」は神秘的で興味が尽きません。

この番組は不定期の放送なので見逃さないようにしないといけませんね。

次回が楽しみです。




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AIによる創作の保護

2020-01-10 21:23:15 | 知的生産
AIにより創作された創作物の保護が議論になっていますが、この議論に関係する裁判が二つありました。

一つ目は、AIを発明者として認めるか否かが問題になった裁判です。

欧州特許庁(EPO)は、人工知能(AI)を発明者とする2件の特許出願を却下しました。

特許2件「EP 18 275 163」と「EP 18 275 174」はそれぞれ、先進的な表面形状を有する食料容器と、救助の要請時に「より注意を引くための(光を用いた)デバイスと手法」と説明されており、「DABUS」(Device for the Autonomous Bootstrapping of Unified Sentience)を発明者として出願されていました。

現時点での規則では、企業が実務上の発明者としての権利を独占できないよう、特許の出願には発明者として人間(自然人)が関与しなければならないとされています。

このため、AIが何らかの「所有権」を持つという考え方は、従来のスタンスと対立するものとなっています。

同チームは「発明は自然人に制限されるべきではない」と主張するとともに、「もしも機械を自然人だと捉えた際に、発明者(としてのその他)の基準を満足できるのであれば、その機械は発明者としても認められるべきだ」としていますが、今回は、この主張は認められませんでしたね。


二つ目は、AIを著作者として認めるべきか否かが問題となった裁判です。

中国の深セン市南山区人民法院は、「AIによる作品は著作権保護の対象になる」と判示しました。

許可なくAI「Dreamwriter」による文章を盗作した件についての裁判は、AIによる作品の最初の裁判ととなり、AIを著作者として認められました。

ヨーロッパと中国という異なる地域、発明と著作という異なる創作対象なので、まだ明確な結論は出せないでしょうが、参考になる裁判ですね。




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外圧の利用

2020-01-09 19:24:04 | 海外ニュース
保釈中に不正に出国した前日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告が、逃亡先のレバノンの首都ベイルートで記者会見し、逮捕が「日産と検察の陰謀」と主張して無実を強調していました。

各国メディアを前に、ゴーン被告は冒頭「出国の手段は話さない。なぜ脱出したのか話すために来た」と宣言して、妻キャロルさんとの接触禁止や弁護士が立ち会わない1日8時間の取り調べなど、日本の司法制度に対する不満をまくしたてていましたね。

「日本で拘束され、人権と尊厳を奪われた。嫌疑は真実ではなく、私は逮捕されるべきではなかった」とも主張していました。

今回の記者会見での注目点は多々あると思いますが、外圧を利用して我が国の司法制度の問題点を改善してほしいと思いますね。

ゴーン被告も強調していた「接近禁止」「弁護士が立ち合えない」「自白強要」「長期間の拘束」等、過去にも冤罪の原因となったことが多いですね。

日本は外圧に弱いので、海外メディアから欧米先進国の司法制度と比較した問題点を指摘してもらい、その外圧を利用して日本の司法制度の問題点を改善する機会にすれば災い転じて福となるですね。

「国ごとに様々な事情があるので、欧米各国との比較は意味がない」とか「我が国の司法制度は人権委配慮している」とか、ピント外れの反論が多く。これでは海外メディアを納得させることはできません。

官僚の書いた原稿を読むだけの大臣はいらない。

海外向けに説得力のある反論をしてもらいたい。

国内向けの反論は意味がない。

そもそも国内メディアは政権に忖度しているので、批判的な記事は書かない。

海外メディアの記事や、ゴーン被告の更なる暴露、政府関係者の実名暴露等々、注目されますね。




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中東の争いが世界に拡がるのか

2020-01-08 22:15:27 | 紛争
イランは8日未明(日本時間同日朝)、米軍が駐留するイラク国内の基地二カ所に向け、複数の弾道ミサイルを発射しました。

死傷者が出ているかなど被害の程度は不明ですが、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が三日に米軍に殺害されたことへの報復攻撃を実行したことをイラン国営メディアなどが伝えています。

1980年に米国とイランが国交を断絶して以降、イランが米軍の駐留する基地を直接攻撃するのは初めてとみられ、両国の対立は過去最悪の危機に発展したようです。

米国が反撃すれば全面衝突に発展し、中東の不安定化や、世界経済への悪影響が懸念されますね。

トランプ大統領が何もしなければ良いのですが。

何しろ知性がない大統領なので何をするのか分かりません。

トランプ大統領を支持する共和党支持者も知性がないだけでなく、軍事力を行使したいと思っている暴力肯定主義者なので、始末に負えません。

紛争が収まることを祈るしかないようです。




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IR誘致見送りの賢い決定

2020-01-07 20:29:33 | 政治
カジノを含む統合型リゾート(IR)について、誘致の是非を検討してきた千葉市の熊谷俊人市長は7日の定例記者会見で、「国から示されているスケジュールでのIR誘致は行わない」と述べ、申請見送りを表明しました。

台風被害からの復興を優先するなどの理由を挙げ、IR誘致をめぐる汚職事件の影響は「ない」と否定していましたが、汚職事件の影響はありますね。

国の意向調査にIR誘致を「予定・検討している」とした8地域で見送りを表明したのは、昨年11月の北海道に続き2カ所目です。

北海道も千葉も賢い決定で、市民は幸せですね。

誘致見送りの3か所目に、横浜が名乗り出てくれればうれしいのですが。

市民が猛反対していることを横浜市長に突きつけなければいけませんね。

市民の説明会で、徹底的に反対の意見を突きつけることが重要ですね。

闘いはこれからが正念場です。

横浜にカジノはいらない。

頑張りましょう。





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知性なき指導者が国民を不幸にする

2020-01-05 23:35:42 | 海外ニュース
米軍が、イランのイスラム革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことをめぐり、米メディアは相次いで、トランプ米大統領が殺害を急に決め、政権内にも驚きが広がった様子を伝えているそうです。

「司令官が米国の外交官と軍人を攻撃する計画を進めていたため、防衛措置として攻撃した」というトランプ政権の説明にも疑義が生じていますね。

国防省は大統領に対して取り得る選択肢を複数占め示すのが通常です(企業でも同様)。

その選択肢の中に、極端な対応策も入れて妥当な選択肢を選びやすくするという方法も通常ですね。

ところがトランプ大統領は、その極端な対応策を選んでしまったので、国防省が大慌てしているというのが真実でしょうね。

イランの報復は確実で、多くの国もその報復を避難することはしないかもしれませんね。

アメリカ国民は、米国以外で自由に外出することはできなくなるでしょうね。

海外旅行も難しい。

これも知性なき指導者を選んだ国民の責任とあきらめるしかないのか。

今からでも遅くないので、トランプ大統領を弾劾裁判で辞めさせることですね。




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実践ビジネス英語12月放送分

2020-01-04 21:37:17 | 学習
実践ビジネス英語12月放送分が終了しました。

12月放送分の「Quote...Unquote」で気に入ったのは次の3つです。


God gave us the gift of life; it is up tous to give ourselves the gift of living well.

神は私たちに、人生という贈り物を与えた。充実した人生を自分に贈るのは、自分次第だ。

フランスの哲学者、ボルテールの言葉です。

人生は自分が考えて実行した通りになるということですが、やはり運、不運はあるようですね。


It is not the man who has too little, but the man who craves more, that is poor.

貧しいのは、ほとんど持たない人ではなく、もっと欲しがる人である。

ローマの哲学者、セネカの言葉です。

餓鬼になってはいけません。知足の考え方が大切ですね。


The ultimate value of life depends upon awareness and the power of contemplation rather than upon mere survival.

人生の究極の価値は、単に生き残ることによってではなく、気づきと深く考える力によって決まる。

ギリシャの哲学者、アリストテレスの言葉です。

この言葉は、トランプ支持者や安倍政権を支持する人達に贈りたいですね。



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