向日葵
2020年07月28日 | 花
昨日の夜から雨が降り続いている。梅雨明け前の雨であるらしく、強く長い雨だ。九州の大雨に比べれば、大人しい雨だが、こちらの気象台でも土砂災害の起こる危険性を報じている。昨日、曇り空のなか、悠創の丘の奥まで散歩の足を延ばした。鬱蒼と繁る樹々から蝉の初鳴きが聞こえてきた。丘の脇の畑では、向日葵が大輪の花を咲かせた。蜻蛉が葉に止まって羽を休めている。
向日葵の首ふり径のゆきどまり 相馬 黄枝
向日葵の種は食べられる。秋が夏が過ぎると、種が成長して、頭を垂れる。子どもでも手の届くほどになると、子どものころの娘たちが、種を採って口に含んだ。脂肪を含んだ種は生のままでも香ばしい。ロシアでは、これを食用に利用したため、広大な台地は見渡す限りの向日葵畑になった。映画「ひまわり」のソフィア・ローレンの名シーンが頭に浮かぶ。
メジャーリーグのベンチでは、ヒマワリの種を炒って塩味を着けたものを食べる風習がある。ベンチでは口から吐きだした種の殻をベンチの床に吐きだしている。何故そんなふしだらと思える行為をするのか。聞くところによると、ベンチの掃除をする人たちの仕事にするためであるらしい。その国に色々な考えがあるのは分かるが、これほどコロナが感染が蔓延していても、気にする様子のない国柄はどうも理解しがたい。沖縄に検疫を受けない米軍の兵士やその家族が入国している。コロナに集団感染した軍隊は果たして機能するのだろうか。