昨日、蕾だった紫陽花が咲き始めた。開く前から、色とりどりの花がにぎやかだ。一週間ほど前から、もう咲くだろうと思えた。花が咲く時期が、今年はどの花も10日前後早くなっている。花が開くと、日一日と色を変えていくのがこの花の特徴だ。白から黄、緑、淡紅へと変わる。七変化と言われるゆえんだ。
アロマ精油、今日の香りはヒノキ。パソコンの脇に置いたストーンに数的たらして楽しんでいる。ラベンダーの香りも好きだが、ヒノキの香りは昔から馴染んだもので、懐かしい香りだ。温泉旅館にあるヒノキ風呂は、柔らかな肌触りの材質とヒノキの香りが癒しをもたらす。日本のハーブバスと言われる。ヒノキは木の周りに害虫や病原菌を寄せ付けない。抗菌、防虫、防カビなどの作用がある。この木が、自分が生きのびるために持つ不思議な力だ。クロモジも同じような作用があるので、こちらの精油も入手したいと思ったが、この木は少なく精油が希少ななためにあまりに高価なために断念した。
日本の身近なハーブも色々ある。マルベリーと呼ばれる桑の葉茶。ハトムギ茶。ヨモギ、生姜、葛。葛根湯は葛の根がふくまれた漢方薬だ。クコを栽培する人は昔からいた。医学の進歩が、これら昔の知恵が失われているが、見直しが必要ではないか。