常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

冬晴れ

2024年01月05日 | 日記
昨日、今日と荒天が続く。正月の家にこもっていたので、戸外で外の空気を吸った。能登震災、羽田の日航機火災と大事件が続いて暗い年明けになったが、青空の下の散歩はやはり清々しい。見たこともないあまりに澄んだ青空で、いい気分のなかに、少し不安も混じる。心の動きは微妙なものだ。どんな好天も、これで万端、不安はないという具合にはいかない。鳥残した柿の実に、ヒヨドリが群れている。こんな朝は、鳥たちにとっては心地よい食事の時間であるらしい。

薬を10錠飲むよりも、心から笑ったほうがずっと効果がある アンネ・フランク

眠る前に昔話を聞くのがルーティンになった。同じあたりに、聞き流し落語というのがあった。桂三枝の落語が流れてきた。話す姿があるわけではない。ラジオで聞くように、イヤホンから流てくる。落語を聞いて、寝落ちる人もいるらしいが、クスクスと笑っているうちに1時間が過ぎている。11時を過ぎてかから寝につく。昔話のように寝落ちしなかったが、朝の目覚めはなかなかいい。笑うことが、心にリラックスをもたらすらしい。起きて窓の外をみると、山の端が朝焼けに染まっている。こんな日は、朝の散歩がことのほか気持ちいい。
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能登震災

2024年01月02日 | 日記
おだやかに明けた元日。雑煮と一杯のお屠蘇、静かな新年であった。年の暮から、ユーチューブのコンテンツを捜した。樺沢紫苑やひと月万冊の佐藤章など面白く、役立つコンテンツを見ていたが、新しくお気に入りに加えたのは、上杉隆、長谷川良品、望月衣塑子、相澤冬樹などのジャーナリスト。藤井聡のほんまものチャンネル、元明石市長の泉房穂など見がいのあるゲストが多く登場する。ブックオフで気になるジャーナリストの本を探すのも楽しみになった。特に正月のテレビは見るべき番組がないだけ、ユーチューブのコンテンツが楽しみになる。

夕方4時ころになって、テレビの地震警報がけたたましく鳴った。震源地は能登。最初の警報では、ほぼ体感がないほどであったが、2度目の警報で大きく揺れた。震度は4であったらしい。激しい揺れは、2011年の3.11を思い出させた。すぐに津波警報が出て、テレビのアナウンスは甲高い声で、逃げろの言葉が繰り返された。正月のバラエティーはすぐに吹き飛んで、この地震警報一色となった。どのチャンネルも、もう準備していた正月番組がなくなっている。バックに能登の海岸で海の波が写るが、どんな状況かほとんど分からない。街の様子や局内の揺れを写す映像は、夜が更けてからであった。津波が来て、湾内の船が転覆いたり、陸に打ち上げている映像は今朝の映像で知る。木造家屋が倒壊し、輪島市では大規模な火災が発生した。死者は午後3時現在で48人を数えている。

今年の正月は、地震から始まった。3.11の記憶がよみがえる。この一年、どんな一年になるのか。
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