ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「六波羅密寺」の福徳自在初稲穂や「御所人形 島田耕園」の巳土鈴など、福徳招きの干支飾り。。

2013-01-07 | 祭事・神事・風習

お正月の三が日も過ぎ、ミモロが住む岡崎エリアも、『平安神宮」への初詣のピークも終わり、少し静かになりました。
ミモロもお友達と過ごしたお正月の楽しさを思い出しながら、静かな時間を過ごしています。

そんなある日、ミモロは、なにやら真剣に机に向かっています。何してるの?

話しかけても、知らん顔…。「今、1年の流れを読んでるの…」と。


ミモロが、じっと読んでいるのは、年末に奈良の大神神社と、ご近所の岡崎神社で頂いた、今年の暦です。

大神神社の暦には、1年の園芸作業のアドバイスが掲載されていて、ガーデニングが大好きなミモロには、とても参考になるようです。「フムフム、冬のうちに、春の土づくりをしなくちゃいけないんだー」。
そして、岡崎神社の暦には、暦の用語の説明をはじめ、生まれ年による運勢なども。

暦は、高島易断の暦が有名。大抵のお家に1冊あるのでは?自分の生まれ歳の運勢を見るだけでなく、そこには、日本の昔からの風習や神事に関することがいろいろ掲載されていて、じっくり読むとなかなか興味深いものがあります。

ミモロは、1年の最初にじっくり読んで、その後も、ときどき本棚から引っ張り出して、読んでます。

京都に暮らすようになってから、寺社仏閣の多さから、神事や祭事などがとても身近になり、それらは暦に従って執り行われているので、ミモロも、暦を見る機会が、東京よりも多くなりました。


今年の運気は、どのように流れるのでしょう…。

「今日は、七草粥を食べてー。11日は、鏡開きで、御供えのお餅を食べてー。それから、今年の節分の時の太巻きは、南からちょっと東を向いて食べるんだー」
暦で、食べ物に関わる日を確認していたの…。

さて、年末からお正月にミモロは、いろいろな神社やお寺を参拝しました。
平安神宮では、木彫りのえと守。
岡崎神社では、干支がデザインされたお湯呑を頂きました。


そして、昨年も訪れた「六波羅蜜寺」の大福まいりでは、福徳自在初稲穂を授かりました。

「今年は、お飾りたくさん付けちゃったー。きっといいことがいっぱいあるよー」と。
三が日、2000人に無料で授与される福徳稲穂を、ギリギリでゲットし、そこに今年は、福をかき集める熊手、福がいっぱい貯まる福袋、福を呼び寄せる鈴などを吊るしました。

この福徳稲穂は、玄関の高い場所にお祀りして、多くの福を家の中へと呼び集めるのです。

そして、無病息災の大福茶も頂きました。
「小さな梅干しと昆布が入って、美味しいよ…」と、福を体の中に入れたミモロです。

*「六波羅蜜寺」では、開運推命おみくじがあり、郵送で、申し込むことができます。ぜひホームページを見て、1年の運勢を占って頂いてみてはいかがでしょう。


そして、昨年も、家に飾ったのが、高台寺から清水へ通じる二寧坂にある「御所人形 島田耕園」さんのお正月限定の干支土鈴です。
お店では、ご家族総出で、干支土鈴づくりの真っ最中。

「ミモロちゃんの分、用意してありますよ…」と、年末にミモロは、しっかり予約しておいたのでした。
さて、今年の土鈴は…。
とぐろを巻いたヘビが、小判を咥えた姿です。

「こちらのお人形は、すごく品があって、しかもカワイイ…」と、昨年の龍に続き、どうしても欲しかった土鈴。

「ほら、目がすごくカワイイのー。どうぞ1年、ミモロを守ってねーよろしくお願いします」。
真剣に話しかけるミモロです。

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コメント
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