東京での「ネコのミモロの京都案内写真展」。連日、たくさんの方が次々にミモロに会いに来てくださって、もうミモロは、大興奮。
「今日は、いいお天気だから、きっとたくさんの人が会いに来てくれるよね~」とホテルの部屋から、太陽に輝くビルを眺めながら、今日の出会いを楽しみにしています。
さて、東京の「京都館」にいらっしゃり、はじめてミモロの存在を知った方も多く、ミモロの写真を目にすると「あ、今、流行りの『ぬい撮り』ですね~」との声を多く聞きます。
「『ぬい撮り』ってなあに?」と、ミモロは、キョトンとした顔に…。
「ぬい撮り」とは、旅行などに、自分の大好きなぬいぐるみを持って行って、風景の中にぬいぐるみを入れて写真撮影をすること。最近、テレビで紹介されて、人気がでているのだそう。
でも、ミモロは、そんなことは知りません。本人、ぬいぐるみである自覚はありませんから…。
写真展にいらした方からは、「ミモロちゃん、どの写真もすごくカワイイですね」とか「哀愁を背中に感じますね…」などの感想をいただいています。
「あの、どうやって、こういう写真を撮るんですか?」という質問が多いので、ちょっと撮影に関してお話ししましょう。
『ぬい撮り』の魅力…
1・景色の中に自分のマークをつけることができる
風景写真は、誰が撮影しても同じような感じになります。特に、いい撮影ポイントは、多くの人が狙う場所です。そこに、自分のお気に入りのぬいぐるを置くことで、自分だけの写真になります。
2・写真のポイントになる
ぬいぐるみにポイントを置くことで、写真の画面が引き締まります。どこにぬいぐるみを入れるかを、画面全体から、よく考えましょう。
3.使用するカメラ
ミモロの写真は、小さなコンパクトカメラで撮影しています。よく「大きな立派な一眼レフのカメラですか?」と聞かれますが、レンズの大きく、長いと、ぬいぐるみを片手に持って撮影することができません。自分の左手のリーチが、カメラの焦点距離を合うカメラで、片手で持って、操作できるものを私は使っています。
大きくプリントしなければ、スマホなどのカメラでも十分…。これもよく撮影できます。ぬい撮りには、あまり立派なカメラは適さないようです。
いい『ぬい撮り』のためにすること…
大好きなぬいぐるみですから、持ち主は、その魅力、かわいさを十分知っていると思いますが、いろいろな角度からぬいぐるみをよ~く眺めて、そこに表情を見つけることが大切。顔の角度、体の位置だけで、かわいさは変わってきます。
「ミモロちゃんって、ホント表情ありますね…」とよく言われるのは、ミモロの顔の角度をよく理解しているからだと思います。
写真の中で、いつも同じ角度に置くのではなく、横向きにしたり、後ろ向きしたり…いろいろな角度から撮影すると、いっそう写真に変化が生まれます。
『ぬい撮り』の注意点…
ぬいぐるみ撮影の場合、それを置く場所を十分注意する必要があります。
たとえば、お店の中で撮影するとき、必ずお店の人に許可をもらいましょう。
また、歴史的な史跡では、立ち入り禁止などの場所は、ぬいぐるもも立ち入り禁止です。
小さくて、のせることができるからと言って、仏像や建造物に、みだりにのせてはいけません。ぬぐるみといえどもマナーはしっかり守りましょう。
撮影は、瞬撮で…
写真展で展示している写真のほとんどすべてが、撮影時間は、ほんのわずかです。ミモロは、風が吹いたり、周囲の振動などにより、5から10秒ほどしか、立っていることができません。そのため、まさに何秒という短時間で撮影します。
ぬい撮りは、楽しんでするもの…。ぬいぐるみと、十分にコミュニケーションをとることが、一番大切なんです。
ミモロは、ときどき機嫌が悪い時があって、カメラを向けても、全然ブーとした顔をしているときがあります。不思議…。きっとこの時、私がイライラしていたりするのでしょう…。自分の心が、そのままミモロに現れるようです。
「ミモロちゃん、魂入ってる…」と、よく言われます。ぬい撮りは、ぬいぐるみにふっと魂を感じたときに、いい写真が撮れます。
「ぬい撮り」は、そのぬいぐるみの持ち主だけが撮影できる表情が魅力。
ぬいぐるみには、その持ち主にしか見せない、表情が必ずあるんです…。その表情にふっと、触れたとき素敵な写真が撮影できますよ…。
まだまだ「ぬい撮り」に関しては、お話ししたいことがいろいろあります…ぜひ、おいでください…。また、いろいろ質問してくださいね…。
3日目もたくさんの方がたが…。
お気に入りのぬいぐるみやキャラクターもいっしょに…ご来場・・・
ミモロも、心を込めて接客…?「いろんなキャラクターがいるんだよね~」と、ミモロ。
今日も19時まで頑張りました。プレゼントされた動物さんの顔のお菓子をいただいてリフレッシュ。
ミモロの東京での写真展は、17日まで、「キャーもう半分…」
ぜひ、会いに来てくださいね…・
*「京都館」でやってまーす、詳しい情報は、ホームページからどうぞ
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