「今日は、お友達とお茶するんだー」と、昼下がり、ミモロは、待ち合わせの四条花見小路に出かけました。「どこかお茶するのにいい場所知ってる?」とお友達に聞かれたミモロ。「うん…一度行ってみたいとこがあるの…」と、四条通から、北に2筋進み、細い路地を奥へとトコトコ。「ここ…」と、お友達を案内したのは、以前、お茶会に参加したことがある「祇園楽宴小路」です。



「へぇ、こんなところあるんだ~ミモロちゃん、さすが京都詳しいね~」とお友達。「まぁね…」とちょっと鼻を膨らませながら…。「祇園楽宴小路」は、中庭を中心にぐるりと周囲を建物が囲む場所で、中心部には、火の見やぐらが立っています。
「ここで、毎月23日に、お茶会やってるんだよ~」

「ここ…」とミモロは、庭を取り囲む店の一つを指さします。


そこは「祇おん ひつじカフェ」。古い町家の情緒が素敵なお店です。中は、ちょっとレトロな洋風の設え。


ゆったりとしたソファーが、心地よい時間を作ります。
「ミモロちゃん、なんにする?」とお友達。「あのねーシュークリームが食べたいの…」とミモロ。
店の入り口にあったシュークリームの説明を、しっかり読んでいたよう。

「絶対、それ食べる…」とミモロ。紅茶とともに注文したシュークリーム。


「わー美味しそう…ミモロにぴったりのサイズ…」直径3センチほどのミニサイズのシュークリームです。
「どこから食べようかな…ミモロのためにあるみたいなカワイイシュークリームだね~」と、じっと見つめるミモロです。

「この小さなサイズは、祇園の舞妓さんや芸妓さんが、一口で食べやすいようにと作ったんです」とお店の方。



「皮がパリパリして、中のカスタードクリームとの調和がたまらない…」とミモロ。小さなシュークリームをパクパクいただきました。
お店の名前にもなっているひつじのぬいぐるみが、ソファーに。

「また食べに来るね…」と、別れ際には、ひつじに挨拶。

観光客が多い、四条通りの南側の花見小路。北側は、バーなどが多いエリアで、昼間は、観光客も少な目。
深夜2:00まで営業しているカフェは、祇園でも貴重。

「お食事した後、コーヒー飲みに来るのにいいよね~」とミモロ。
シュークリームのほかにパフェなども…
「ミモロちゃん、いいとこ教えてくれて、ありがと…」とお友達。「まぁね…」とまた、鼻を膨らませます。
「じゃ、またね~」とお友達と別れたミモロは、白川沿いにおうちへと向かいます。
途中、「あ、鴨…」仲よく泳ぐ鴨を見つめます。

*「「祇をん ひつじカフェ」京都市東山区祇園町北側347 祇園楽宴小路内 075-551-1567 11:00~01:30LO 日祝休み

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