東京生まれのミモロ。でも昔暮らしていたのは、郊外の住宅地、田園調布なので、東京駅周辺は、ほとんど知らない場所でした。でも、今回「ネコのミモロの京都案内写真展」を東京駅八重洲中央口正面の「京都館」で開催したので、会期中の1週間を、東京駅のすぐそばで過ごしました。
毎日、朝から夜まで、会場にいたミモロの楽しみは、朝食。ホテルではなく、近所のカフェなどに出かけました。その中で、ミモロが気に入ったのは、京橋にある「千疋屋」。


ここ、「京橋千疋屋」は、明治14年(1881)に、天保5年(1834)創業の「千疋屋総本店」(現在の名称)から、のれん分けしたお店です。総本店は、江戸時代、徳川家の御用を務める野菜、果物の商店。明治になり、輸入果物などを扱ったり、国内の果物の品種改良などに力を注ぎ、高級果物専門店の地位を確立しました。
現在、東京を中心に店舗展開するのは、「千疋屋総本店」とのれん分けした「京橋千疋屋」「銀座千疋屋」の、3軒のお店が、それぞれ展開しています。
「ここで、モーニングやってるんだって…」と、8時の開店と同時に、「京橋千疋屋」に到着したミモロです。

ともかくお店に入りましょ。


奥行きのあるお店には、長いガラスケースがあり、そこにフルーツを使ったいろいろなケーキが並んでいます。


ケーキを見つめる目も真剣です。
「千疋屋」は、高級フルーツ店として、その名が知られるところ。お見舞いやお中元、お歳暮などの贈答品によく使われる高級果物がずらり。


さすが高級くだもの…その美味しさは、折り紙つき。もちろん価格もそれなりに…。


「食べてみたいなぁ~」とミモロ。さわっちゃダメ…「うん、匂いだけね…」と、よく財布の中身がわかっているミモロです。

さぁ、朝ごはんいただきましょ!厨房の横を通り、さらに奥へ。


ミモロは、悩んだ末に、ワッフルセットを注文。「お飲み物はなにしますか?」とお店の方。「あのお紅茶お願いします」と、いつもより気取った声で…。


「わー来た来た…」ミモロの前に、焼きたてのワッフル。お皿には、フルーツとヨーグルト、サラダもついています。

ミモロが、大好きなものが、いっぱいのったお皿…起きたばかりながら、食欲は旺盛。あっという間にペロリ。
甘いものがいっぱいの女性好みのモーニングです。
「美味しかったね~」と、満足そうなミモロ。
お店の棚には、フルーツで作られた品々もいろいろ。ジャムに、シロップなど、素材の風味が活かされた品々です。

「こんな形のもあるんだ~」とミモロが驚いたのが、三角形のスイカ。

東京駅と日本橋、京橋、有楽町など、その周辺の位置関係と距離感が、いまひとつよくわからないミモロでした。
「東京駅が大きすぎるし、東西南北が、はっきりしてないから、わかんなくなっちゃう」と。京都の町に住むと、東西南北の方位が、いつも頭に入っています。お日様の向きや、川の流れなどで、方向がわかりますし、町中は、碁盤の目のようになっているので、あまり迷うことがありません。
ミモロは、すっかり京都のネコ。「早く山や川が見たいよ~」と、1週間、ビルの林の中にいたミモロ。「なんか首が疲れちゃった…」そう、上ばかり見ていて、すっかり首がこってしまいました。
滞在中には、震度4の地震もあって…。
京都のお友達から、「ミモロちゃん大丈夫?」と心配するメールも届きました。ミモロは、大丈夫でした。「でも、ちょっとビックリしちゃった~」。地震の時、「京都館」のガラスケースの前から、ミモロを話してくれたお友達。ありがとうございました。京都にいると、めったに地震で揺れないので、ついボーっとしたままに。
わずか1週間ながら、いろんな経験をしたミモロでした。
*「京橋千疋屋」の詳しい情報は、ホームページからどうぞ…。

ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロより