「たった1日で、こんなに桜咲いちゃった~」とミモロがビックリするほど、今年の京都の桜は、今や満開を迎えています。
この日、ミモロは、午後から、「京都の観光文化を考える会 都草」のお友達に誘われて、南禅寺から蹴上のインクラインを桜を見ながら歩くことに…。
「昨日と違う~」そう、たった1日で、景色はずいぶん変わりました。
「南禅寺」の水路閣周辺から、お友達に合流したミモロ。山際を流れる水路に沿って歩きます。
山の中腹には、桜が満開。まさに春爛漫の景色です。
「ここナイヤガラフォールっていうんだって…」
水路の中で、幅広く水が勢いよく流れ出る場所は、まるで滝のよう。京都の岡崎エリアのお庭には、明治時代に築かれた琵琶湖疏水の水が流れ、作庭家の七代目小川治兵衛による情緒ある風情の庭が数多く見られます。「平安神宮の神苑もそうだよね~」とミモロ。
インクライン(傾斜鉄道)は、琵琶湖と京都の町を水路で結び、京都の町に、さまざまな物資を運び入れました。
巧みに水の流れを利用した土木技術の素晴らしさには、目を見張るものが。「コンピューターもない時代に、すごいよね~」と感動するばかり。
インクラインの建設の中心的人物は、若い技術者の田辺朔郎です。
銅像が立つ周辺も桜が見事に咲いています。
「わ~満開だ~」眼下に広がる春の景色にただただ見とれるミモロです。
インクラインの線路の上で遊ぶミモロ。
「あれ、どうしたの?」
みんなが集まって、何か見ています。「なあに~」と、見物人の足の間を抜けて、みんなが見ているものに近づきます。
線路を止める釘がみんなの視線が注がれたところ。最近、テレビの「ブラタモリ」で紹介された釘です。
四角は、犬釘。犬の横顔のような形で、もうひとつは、亀釘。亀の頭の形なのだそう。この2種類の釘が、線路の各所に使われています。「へーえ知らなかった~」と、ミモロ。何度も訪れているのに、知らないことがいっぱいです。
インクラインの線路の上をトコトコと下るミモロ。周囲の桜並木が、まるで桜のトンネルのよう。
「ほら、桜の冠…。桜姫だよ~」満開の桜を頭に…「ミモロちゃん、よく似合う~」とお友達。
そろそろ春の陽も西山へ傾き始めました。「お腹空いちゃった~。近くでお食事しない?」とミモロは、お友達を誘って、琵琶湖疏水のそばのメキシコ料理店「レイナ デ レイナ」へ行くことに。
「どうぞ、窓辺の席へ…」ミモロとお友達が、座った席は、みやこめっせのそばで、そこから疏水がよく見えます。
「あ、十石舟…」疏水に運行されれている遊覧船の姿もそこから…。
「ここ最高のお席じゃないの?」サングリアを飲みながら眺める疏水の桜です。
お腹が空いたミモロは、「ミモロに任せて~。いい?メキシコサラダとシーフードパスタ、それからパエリアお願いします」と、お気に入りの品々を注文します。
「わ~どれも美味しい…さすがミモロちゃん、よく知ってるのね~」と感激するお友達。
「まぁ、遠慮なく…どうぞ…これもすごく美味しいんだから…」
「ホント、桜も眺められるし、お料理は美味しいし、最高!」と大感激しているお友達に、ミモロもうれしそう。
*メキシコ料理専門店「レイナ デ レイナ」の詳しい情報は、ホームページで。
疏水が眺められるレストランは、意外に少なく、貴重。ここの窓際の席からは、疏水の桜がよく見えます。ランチタイムもおすすめ…。
「ごちそうさまでした~」「いつも来てくれてありがとうございます…」とオーナーの別所とあ子さん。ミモロのお友達です。
お店を出るころは、すっかり夜に…。空には月が掛かっています。
「わ~幻想的~なんか外国にいるみたい…」と京都生まれのお友達。
ライトアップされた疏水沿いの桜並木…「今週が見ごろだね~」「そう、今夜来られてよかった~」とお友達。
「お腹がいっぱいだから、夜桜見物しない?」とお友達…「うん、行く行く…」二人は、仲よくトコトコと、京都の町に点在する桜を眺めながら、白川を祇園へと向かいました。
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