下鴨エリアに暮らし始めたミモロ。時間を見つけては、ご近所の散策に出かけます。
「まずは、ご近所にどんなところがあるか、知らないとね~」と。
「下鴨神社」を北に上がり、北大路通をさらに少し北に進むと、そこに赤い鳥居が見えました。
「へぇー神社がある~」
そこは、「賀茂波爾神社」(かもはにじんじゃ)で、高野川沿いの町の産土神なのだそう。
「あ、ここも神紋も双葉葵だ~」そう、「下鴨神社」「上賀茂神社」などと同じ葵のデザインです。
実は、この神社は、「下鴨神社」の境外摂社。神職の方は、下鴨神社の方だそう。
ご祭神は、波爾安日子神(はにやすひこのかみ)と波爾安日女神(はにやすひめのかみ)で、ともに土壌を司る神様です。
「はにって、埴輪を思い出す響き…」とミモロ。そう、波爾は、埴輪のはににも通じることば。昔、高野川は、埴川とよばれていたとか。この神社の周辺で、祭事用の土器なども作られていたのです。
創始時期は、不明ですが、すでに平安時代にはあったという記録も。
まずは、社殿でお詣りを…「ご近所に引っ越してきましたミモロです。これからもよろしくお願します」とご挨拶。
さて、ここには、地元の人達が毎日のように通う場所があります。
それが「波爾井御神水」と呼ばれる名水です。
境内から湧き出る水で、ご近所の方に伺うと、この水だと、「料理や飲み物が美味しく感じます」と。
「今度、ペットボトル持って来よう~」
「1年を通じて、あんまり水温変わらないんだって~」と、水を汲んでいた方に伺いました。
境内の一角には、赤い鳥居が連なる「権九郎稲荷神社」があります。
今、境内ではツツジが満開を迎えています。
「もっといろんなところ、散策しよう~」ミモロは、いろんな場所をこれからも尋ねます。
「きっと素敵な場所がいろいろあるね~」
*「賀茂波爾神社」京都市左京区高野竹屋町36 参拝自由人気ブログランキングへ
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