ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「平安神宮」の紅しだれ、まもなく満開。京都の桜も、いよいよ大詰めへ

2015-04-07 | 自然

「平安神宮」の紅しだれ桜は、京都の町中の桜の中でも、遅い桜のひとつです。すでにソメイヨシノや山桜は、葉がめだちはじめています。

「平安神宮」の神苑に入れるのは、8時30分から。ミモロは、拝観券売り場の前でまって、真っ先に中へ。
ミモロにとっては、通いなれたコース。桜のポイントも心得ています。
「入ったら、まず左に行かなくちゃ…」
初めて訪れた観光客は、入ると、右の道へ進みます。でも、紅しだれがよく見られるのは、左側…。
ここは、満開になると、本当に見事な桜の世界が広がる場所…「う~ん、あと少しね~」とミモロ。

南神苑の桜を、チラリと横目で見ながら、ミモロは、西神苑へと早足で進みます。

池の畔には、実は、あまり桜はありません。「ここは、初夏に花菖蒲がキレイなんだ~」と

そこでは、ちょっとだけ桜を見て、南側の林の中の小道を、一目散に駆け抜けます。

ミモロといっしょに神苑に入った観光客は、まだ南神苑の桜に見とれているようで…。
「この隙に、だれもいない景色、独り占めするんだ~」と、中神苑へダッシュ…!
 
池にある飛び石をジャンプして、目指すは、東神苑ただひとつ…。

「着いた~。やっぱりキレイ~」
 
目の前に広がる景色に、しばし見とれるミモロです。

「この池の周りが紅しだれが多いんだ~」
 
だれもいない池の周りをひとりトコトコ進みます。

そして時々立ち止まっては、柵の上にのって、池を眺めます。

「こっち側より、泰平閣の上からの眺めが一番…!」
そういうと、また駆け足で、池に渡る屋根のある橋「泰平閣」へ。

「わ~だれもいないから、すごいいい感じ…」
昼間は、大勢の観光客で橋は、いっぱい…でも、朝いちばんなら、独り占め。

 
橋の欄干に寄りかかりながら、池の景色を眺めます・
「そう、この景色が、今年の『そうだ 京都 行こう』のキャンペーンに使われているの~。もう少しかな満開まで…」
4月9日から恒例の「平安神宮 紅しだれコンサート2015」が4日間開催されます。
「今年は、前にミモロが取材した北欧音楽の『ドレクスキップ』が出演するんだって…」と楽しみにするミモロです。

ぜひ「ミモロ ドレクスキップ」で検索してください。メンバーの様子がレポートされています。



池に映りこむ桜…静寂がミモロを包んでいます。
「この景色・・・ホント大好き…」ミモロが、京都暮らしを始めてから、何度もみた景色…でも、見飽きることがない景色です。


「もうすぐお別れなんだ~」とミモロ。実は、4月の中旬に、住み慣れた東山岡崎からお引越しをします。
「だから、もうこの景色、気軽に見に来れないかも…」と急にシンミリするミモロ。

ミモロのお引越し先は、下鴨神社のそばに…。「寂しい…」とポツリ…。

「だって、お友達たくさん近所にいるんだもの…。いつもみんなミモロに会うと、挨拶してくれて…」と涙目になっています。
お別れ…といっても、東山岡崎から下鴨神社付近まで、自転車で20分足らずの距離。約4キロ北になります。
鴨川沿いをお散歩したら、到着する距離です。
「でも~」いつも馴れた町を去るのは、確かにさびしいこと。ミモロは、東山岡崎のみなさんに育ててもらったのですから…。

また自転車で遊びに来ましょ!
新しいお友達もできるから…。「そう?」と涙目で見るミモロ。
京都に暮らし始めたころは、だれもお友達いなかったでしょ…それが今は、たくさん…。

「そうだよね~。もっとたくさんお友達ができるってことだよね~」と、涙を払うミモロです。

 
「この景色、忘れない!」

ミモロは、いつまでも、「平安神宮」の桜の景色を眺めていました。

今週末が、紅しだれも満開に…。さらに艶やかな姿が楽しめます。





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コメント
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