ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

祇園東エリアの繁栄を祈願する「観亀稲荷神社」。芸妓さんや舞妓さんがもてなす宵宮祭

2018-05-10 | 祭事・神事・風習

5月9日の18時から、祇園東エリアは、華やかな雰囲気が漂いました。この界隈の繁栄と人々の幸せを祈願する「観亀稲荷神社」の大祭の宵宮祭が行われたのです。
 
「観亀稲荷神社」は、花街祇園東の氏神様。「かんきさん」と親しみを込めて呼ばれています。
この辺りは、お茶屋さんなどがある祇園でも華やかなエリア。かつては、近江あたりに位置した膳所藩の京屋敷があったそう。この神社は、江戸幕府から「禁裏御所方火消」の任を受けた膳所藩が、火消しの役割を担う藩が火を出してはいけないと火伏の神さまをお祀りしたことから始まるといわれます。創建当時、この辺りは竹藪で、そこから亀が現れたことから、この名前がついたのだとか。

その後、花街として発展を願い、お稲荷さんを合祀したと…。

普段は静かな神社ですが、華やかな花街にある神社だけに、芸妓さんや舞妓さんがよくお詣りしています。
京都にある五花街、それぞれに氏神様をお祀りしています。

5月10日には、大祭が行われます。それに先立ち9日は、宵宮祭が…。
18時ごろになると、芸妓さんや舞妓さんが神社に参拝にやってきました。

この日は、日ごろ、なかなかお話できない芸妓さんや舞妓さんが参拝客におもてなしをしてくださるとあって、大勢の人が集まっていました。特に、カメラをもったおじさまたちの数の多さには驚きます。そう、この日は、いつもは撮影がむずかしい芸妓さんや舞妓さんが気軽に撮影に応じてくれるのでした。
 
ミモロも一緒に記念撮影・・・「きゃ~かわいいおすな~」と舞妓さんに言われ、顔が緩むミモロでした。

もちろんミモロも神社に参拝。「お詣り、まずしなくちゃ~」と。

さて宵宮祭では、神社の前におもてなしのお酒やおつまみなどが並びます。
「あ、ミモロちゃん。来てたんだ~」とお友達に偶然出会ったミモロ。「あの~ここどうやって楽しんだらいいの?」と尋ねます。「あのね。チケットがあるからそれを買っておつまみやお酒楽しめるんだよ~。よかったら1枚あげる」となんと500円のチケットをプレゼントしてくださいました。「え?いいの~ありがとう!うれしい」とチケットをもらったミモロ。
さっそくそのチケットをもって、神社の奥に用意されたお茶席に進みます。

お菓子をまずいただいて…

芸妓さんのお点前を拝見。流れるような美しい所作にうっとり。
 

お茶をいただいた後は、じゃんけんゲームに挑戦です。舞妓さんに勝つと、商品がもらえます。
じゃんけんぽい
「あ、負けちゃった~」ミモロは、初戦敗退。残念・・・

「あ、テレビの取材してる~」
「あれ?山内さんだ~」
NHKの京都局のレポーターの山内さんが取材の真っ最中。以前、ミモロがNHKの情報番組で取材されたときのレポーターさんで、それ以来のお友達。

「あれ~ミモロちゃんも来てたんだ~」と取材を終えてNHKの同僚の方とご一緒に。


この祭りで、ミモロは、顔見知りの方と3人会いました。「知ってる人に会うと嬉しいね~」と。

日が暮れ始めたころ、氏子町をめぐる提灯行列が始まりました。
 ミモロは、それを見送ります。

あれ?いっしょに行かないの?「うん」というと並べられたおつまみの前に。
「お腹空いちゃった~」
おつまみのフライを前に動かなくなったミモロでした。

夜もすぐそばに・・・神社の灯りが周囲を照らすようになりました。


さぁ、お家に帰って食事にしましょ。「うん・・・でもお家までもたない・・・」とミモロ。では、近くで食事する?
「うん、するする!」と急に元気になったミモロでした。

10日は、11時から大祭が行われます。

*「観亀稲荷神社」京都市東山区新橋南通東大路西入る祇園町北側 東大路通の「よしもと」の近くです。

ブログを見たら、金魚をクリックしてね よろしく~ミモロより

人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする