「今年もお手伝いに行くんだ~」とミモロは、醒ケ井仏光寺にある「京空間mayuko」に向かいました。
古い町家のお座敷に、毎年、雛人形や武者人形などを飾り、公開しているところです。
「これ、おかたづけするのお手伝いしてね~」と、主催者の黒田さんと気谷さんに言われたミモロ。
「この甲冑を仕舞うの?いいよ~がんばる~」とミモロ。


10体ほどある甲冑飾りの中から、ミモロは、その中で一番小さい伊達政宗のものを選びました。


「ミモロちゃん、まず。兜を外してね~」と、仕舞い方を教わります。
外した兜をかぶったり、強そうに見えるマスクもつけてみました。


「あ、ミモロちゃん、お鼻高くなってる~」

鼻ぺちゃのミモロですが、横顔がすっきりと…。
靴も履いてみました。



箱に詰めて、出来上がり。「また来年ね~」ミモロ、箱に入っちゃダメよ。来年まで出られなくなるから…。
ほかの甲冑もお片付けを手伝います。


「はい、完了!なんかすぐ終わっちゃった~」と、ちょっと物足りない様子。

「お疲れ様~ミモロちゃんが来てくれるから、楽しくお片付けできました」と、言ってくださる黒田さんと気谷さん。

なんかまだ何かやりたそうなミモロ。
「そうだ、ミモロちゃん、着物の下絵見る?」と着物作家として、さまざまな賞を受賞されている黒田庄七郎さん。
「はい、拝見したいで~す」とミモロ。さっそく2階の工房へ。


「わ~すごい~」大胆かつ繊細な図柄は、黒田さんの特徴のひとつ。さまざまな技巧を駆使した着物も高く評価される作家さんです。
着物の形をした紙に描いた図案。それを実際の着物の大きさの紙に描き直します。

訪問着は、図柄が袖から身ごろまでつながりを持って描かれます。
「あれ~これ、反物のどこになるの?」と図案を見てミモロ。

和服の場合、まず反物の形で染め上げます。
だから、例えば、袖の図案が、反物のどこに位置するのか、それを1本の反物の上で把握しなくてなならないのです。
「わ~よくわかんなくなっちゃう…」ミモロならずとも、普通の人ではできない技といえます。
反物には、適切な位置に、図案から線を映しとります。

熱心に図案を見つめるミモロ。「こんど図案を反物に描くときにミモロちゃん見学しますか?」と黒田さん。
「はい、ぜひお願いします~」と目を輝かすミモロです。
「そろそろ、おやつにしましょうね~」と気谷さん。用意してくださった最中を味わうミモロです。

「あんまりお手伝いにならなかったけど…」とミモロ。でもご一緒させていただいて、楽しい時間を過ごしました。
「あのいつでもお手伝いするから呼んでね~」いろいろなことがしたくてたまらないミモロなのでした。

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