ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

亀岡の中心部「亀山城址」にある「大本花明山植物園」。貴重な植物などを保護

2018-11-03 | 自然

JRで京都から約20分の亀岡。その町の中心は、明智光秀が築城した「亀山城」です。
 

周囲をぐるりとお濠が囲み、そこでは、市民がのんびりと釣りを楽しむ姿も。
 

「亀山城」は、1577年ごろ明智光秀が築城し、その後、1610年、藩主となった岡部長盛により城郭と城下町が整備されたそう。天守閣などを有した城は、明治時代に廃城令により、解体されてしまいます。大正時代に、荒廃した城址を宗教法人大本が購入し、本部として修復します。それからはさまざまな歴史を経て、現在は、大本の本部が置かれ、その管理が行われています。

「中、見学できるって亀岡ガイドに書いてあったから、見学しよう~」とミモロは、中へと進みます。
 

広い敷地内は、とてもキレイに整備され、ゴミひとつ落ちていません。
そこには「大本花明山植物園」があるのです。案内盤の指示に従い、ミモロは、植物園事務所に見学許可をいただきに向かいました。
そこには「申し訳ありませんが、ただいま留守にしております。自由にご観覧ください」との表示が。

そこで植物園の中へ。城址の北側に位置する植物園には、散策路があり、それにそって進みます。
「温室もある」

現在、約1000種の植物が栽培され、学術上、貴重な植物の保護も行われているそう。

「あ、お茶のお花が咲いてる~。初めて見た~」と感激するミモロ。

園内には、山野草がいろいろ。可憐な花々がひっそりと咲いています。
 

濠に囲まれた中ノ島へとさらに進みます。
 
木々が茂る間から、さっき歩いたお濠沿いの遊歩道が見えました。

さて中之島には、昭和28年にここで発見された八重咲きのヤマザクラの変種の非常に珍しい桜があります。
 
「コノハナザクラ」と名付けられた桜で、春になると、それは美しい花をさかせるのだとか。
「これ2世だって、え~と親桜は、もっと先にあるんだ~」とミモロは、今は枝しかない桜ですが、満開を想像しながら奥へ。
「あ、あれだ~」
亀岡市の天然記念物になっている名木です。「花が咲いてるとこ見たいな~」

植物園の中を見学したミモロ。

広い敷地内を表示に従って歩き、出口へ進み、見学は終了。外へ出ました。

*「大本花明山植物園」は、8:30~17:00 年内無休 入園無料。植物園入口で見学許可をいただきます。

亀岡祭で訪れた町…「なんかもっといろんな興味深い場所がありそう~また来ようね~」とミモロは再びJRに乗り、京都駅へと戻ります。
 
台風で大きな被害を受けた保津川。今は、再び穏やかな景色が戻りました。紅葉シーズン、保津川下りなどで大勢の観光客が訪れることでしょう。「紅葉、もうすぐだね~」と車窓の景色を眺めるミモロです。


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